【元記事をASCII.jpで読む】

 Xは4月1日より、メタバース空間で説明会や内定者フォローイベントなどの個社イベントができる「メタバース空間レンタルサービス」を開始している。

 就活に特化したスマホアプリ(iPhone/Android対応)で、利用者(就活者)は、アバターを使用してメタバース空間(仮想空間)を自由に歩き回ることにより、空間内に用意されたブースにて会社説明会に参加したり、担当者とチャットで会話をして、さまざまな会社に関する情報収集できる。時間や場所に制限されないメタバース空間で、利用者は各会社について深く知ることができ、企業側も気軽かつ丁寧に自社を紹介することが可能となるとしている。

 就活ひろばはこれまでは主に、全体合同説明会に導入されていたが、「サマーインターン生のフォローアップで使いたい」「個社説明会で使用したい」という要望を受け、個社の事業会社が実施するイベントでも活用できる「メタバース空間レンタルサービス」をローンチ。ひとつの空間にセミナー配信と交流スペースが集約されているため、企業と内定者や就活生がオンライン上で密に繋がることができ、双方により深いコミュニケーションが生まれることが期待される。

 同社では、就活ひろばを導入した企業では、前年比でインターンシップへの学生応募が1.6倍、インターンシップへの参加が1.4倍に延びたという結果となったという。他のオンラインイベントよりも学生の満足度も高く、就活ひろばにて今後も就活支援に必要な機能を強化するとしている。

VR就活空間「就活ひろば」を個別イベントにレンタル