気象庁

 愛媛・高知の地震について気象庁は今後、南海トラフ地震につながるとの見方を否定しました。

【映像】気象庁のコメント

「今回の地震は、規模が南海トラフ地震の発生を検討する基準以下の地震だと考えている」(気象庁・原田智史地震津波監視課長)

 今回の震源地は、いわゆる「南海トラフ地震」が懸念されるエリアですが、気象庁は会見でマグニチュードは6.6で、政府が調査を始める基準を下回っているとの考えを示しました。そのうえで、「プレート内で発生していて、プレートの境界で起きる南海トラフ地震とはメカニズムが違う」とも説明しています。

 南海トラフ地震につながるとの見方を否定した一方で、揺れの強かった地域について、今後1週間ほど最大震度6弱程度の地震に注意を呼びかけています。(ANNニュース)

“南海トラフ地震につながる見方”を否定 気象庁