杉谷拳士

北海道日本ハムファイターズ杉谷拳士氏が自身のYouTubeチャンネル「SUGIYA no YouTube 」でスポーツ用品メーカー「ZETT」のバット工場を訪問した。

 

■バット職人と用具担当者が出演

杉谷氏が現役時代に使っていたバットを担当していた職人の山崎博史氏と、ZETTのプロモーション部隊で、現在も北海道日本ハムファイターズ東京ヤクルトスワローズを担当しているという、新藤桂三氏が出演した今回の動画。

2人について杉谷氏は「山崎さんと新藤さん。山崎さんは僕が現役のときからバットを作っていただいて。新藤さんは僕の用具周りをサポートしていただいた方です」と紹介した。

 

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■バットを作る流れを説明

山崎氏に杉谷氏は「プロの選手とお話する機会がなかったときに、どういった流れでバットを削っていくんですか?」と質問。

すると「プロの場合、バットを削るときって、必ず用具担当者が選手にいる。杉谷さんもいたんですよ、用具担当者が」と語る。

杉谷氏が「そうだ。ずっといました、近くに」と納得すると「用具担当者が直接1番近いところにいるので。選手が『こういう要望を言っている」ということを用具担当者が聞き取ってもらって、僕に発注書なりに書き込んでもらって、その内容でわからなかったら、僕からかけなおして、どういう形で進めるか、詰めていく」と山崎氏は流れを説明した。

 

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■初めてオーダーしたグラブが…

話を聞いた杉谷氏は「そうなると用具担当者のニュアンスがすごく大事になりますよね。新藤さんは大丈夫でしたか?」と質問。

山崎氏が「全然大丈夫でした」と語ると、新藤氏は「しっかり伝えさせていただきました。だから要望に細かく対応できた」と話す。

すると杉谷氏は「グラブをオーダーしたとき、新藤さんに杉谷拳士と『拳士』を入れてくださいとオーダーしたら、拳士の拳を選挙の挙と間違えてしまって、プロに入って初めてオーダーしたグラブが『杉谷挙士』になっていたんですよ。そのときに大丈夫かなと思って」と笑った。

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■「あれがあったからこそ…」

新藤氏は「張本人です。ここで謝ったほうがいいですかね」と苦笑いを浮かべる。

すると杉谷氏は「いや、やめてください。あれがあったからこそ14年間できた」と語っていた。

 

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■「バット自ら折る行為」を質問

その後、杉谷氏は外国人選手などがバットを自分で折ってしまう行為について「職人として正直どう思いますか?」と質問する。

これに山崎氏は「すごくショックです。それもそのバットって見ていただいたように1人で削ってないんで。いろんな人が携わって、その1本のバットが出来上がるんで。やっぱり辛いですね」とコメント。

続けて「やりたくなるのはわかるんですけど、そこはグッとこらえて次に打つという気持ちに変えてほしいですよね。これはZETTだけじゃなくて、どのメーカーも1人1人が思いを込めて作業に携わっているので、大事に使って欲しいなというのは、もの作りをしている人はみんな全般思うんじゃないですかね」と語った。

 

■「バントが成功するバントがほしい」とオーダー

話を聞いた杉谷氏は納得したうえで「僕もバント失敗したときに、ちょっとこれ芯なんでだよ思ったこともあったんですけど、原因は自分ですよね」話す。

続けて「新藤さんに言いましたもん。『バントが成功するバットを作ってほしい』って。そしたら『拳ちゃん、それは無理だよ』って。『バント練習を一緒にしよう』って」と笑っていた。

山崎氏のバットへの思いに動画視聴者からは「バットは大事に使ってほしいよね」「イチロー選手も道具を大事にしない選手は腹がたつといってましたもんね」などの声が寄せられている。

■杉谷氏がバット工場を訪問

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