バイエルンのトーマス・トゥヘル監督が、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出を喜んだ。『UEFA.com』が伝えている。

17日、ホームで開催されたCL準々決勝2ndレグでアーセナルと対戦したバイエルンは、前半慎重な入りを見せると、互角の攻防を繰り広げながらハーフタイムへ。後半に入っても膠着した時間帯が続いていたが、63分にMFジョシュア・キミッヒのゴールでついに均衡を破ると、最後まで守備陣が集中したパフォーマンスを維持したこともありそのまま1-0で勝利した。

この結果、2戦合計スコア3-2でバイエルンのCL準決勝進出が決定。トゥヘル監督は喜びを露わにしており、集中力を切らさなかったチームを称えている。

「前半はチェスのような試合だった。誰も最初のミスをする人間になりたくなく、少し安全なプレーになっていたと思う。我々にもアーセナルにも、チャンスはあっただろう」

ハーフタイムには、もう少し個性や勇気を見せるよう促したんだ。後半のチームはより流動的で、素晴らしいプレーだったと思う。全体として、我々は勝利に値した」

「自分たちのファンの前でプレーするのは、いつだって良いものだ。あらゆるタックルやあらゆる良いアクションに声援が飛び、気分は高揚する。今、準決勝に向かう全員がステップアップしなければならない。チームもサポーターも、ここから再びステップアップする必要がある」

「今日はベンチに3つの空きがあった。(アルフォンソ・)デイビス、(キングスレー・)コマン、(セルジュ・)ニャブリと、初戦で最高のスピードを持っていた3人を失ったんだ。解決策を見つける必要があったが、チームとしてそれを達成できた。みんなには最大限の祝福と賛辞を送りたい。我々はとても幸せだ」

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