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 ビジネス用途にフル活用するノートPCで重要なスペックは、バランスのよさだ。

 携帯性、バッテリー駆動時間、操作性などのスペックのバランスが取れていることが重要であり、なにかひとつのスペックが欠けていても快適にモバイルできない。もちろん入手しやすい価格も重要な要素だ。

 そこで今回ご紹介したいのが、富士通クライアントコンピューティング(FCCL)の14型モバイルノートPCLIFEBOOK WMA/J1 」。同社らしいビジネス向けの手堅い作りが魅力のマシンであり、「 富士通WEB MART 」で13万7800円という手頃な価格も実現している。

 モバイルノートとしての性能を、細かくチェックしていこう。

「LIFEBOOK WMA/J1」のスペックを徹底チェック
さすが富士通、どこをとっても不安なし

 「LIFEBOOK WMA/J1 」はOSに「Windows 11 Home」、CPUに「AMD Ryzen 5 7520U」を採用。メモリーは8GB、ストレージは256GBを搭載している。メモリー、ストレージは変更不可。ラインナップをシンプルにすることで、高コスパを実現している。

 「LIFEBOOK WMA/J1 」のディスプレーは14型ワイドWUXGAスーパーファイン液晶を搭載。この液晶パネルは高輝度、広視野角を特徴で、鮮やかに画像、動画を表示できる。またフルHD(1920×1080ドット)に比べて、縦に120ドット長いので、ブラウジングやドキュメント作成時に前後の見通しがいい。

 「LIFEBOOK WMA/J1 」のキーボードは86キーの日本語配列。かな刻印は省略されているので、キートップの刻印が見やすい。またストロークも深めで打鍵感は良好だ。

 インターフェースは右側面のみに配置。両側に端子を用意するよりも、基板をシンプルに設計できるので低価格化に貢献している可能性がある。各端子は余裕のある配置となっているので、ドングルケーブルを挿していても、ほかの端子にもスムーズに脱着可能だ。

 「LIFEBOOK WMA/J1 」の本体の実測重量は1305g、ACアダプターと電源ケーブルの合計重量は実測303.5g。50Whのリチウムイオンバッテリーを内蔵しており、バッテリー駆動時間は動画再生時で約10.5時間、アイドル時で約18.1時間と謳われている(どちらもJEITA測定法3.0)。重量的にも、駆動時間的にもモバイルに適したスペックだ。

 「LIFEBOOK WMA/J1 」は「 富士通WEB MART 」のみで販売されるウェブ専用モデル。だからこそ手頃な価格を実現しているわけだ。





13万円台で買える富士通の14型ノートPC「LIFEBOOK WMA/J1」実機レビュー