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 これからPCゲームを始めたい、リーズナブルな価格でゲーミングパソコンを購入したいという人に人気を博しているのが、ユニットコムが販売するゲーミングパソコン「LEVELΘ」だ。

 一番の特徴なのはゲームがしっかり動作する性能ながら、リーズナブルな価格を実現している点だろう。しかし、それ以外にもLEVELΘの魅力に感じる点はいくつかある。そこで今回は、LEVELΘはどのようなゲーミングパソコンブランドなのかを紹介しつつ、魅力を探っていこう。

魅力その1:Core i5Ryzen 5を採用
下位モデルはRTX 3050やRTX 3060を搭載でリーズナブルな価格を実現

 先述のとおり、LEVEΘの特徴はリーズナブルな点だ。なぜリーズナブルかというと、ゲームプレイに特化したパーツ構成になっているからだと感じる。とくにLEVELΘに搭載されているCPUは、主にCOre i5-1440F、Ryzen 5 7500F、Ryzen 5 4500の3モデルだ。

 これらのCPUは、フルHDでゲームプレイを楽しむのには十分な性能を持っている。しかし、実況配信や動画編集といったクリエイティブ用途で考えると、少し心許ないパフォーマンスではある。加えて、箱庭型のオープンワールドなどAIの住民や車がたくさんいるゲームは、遊べなくはないが住民や車の数を最大にして遊ぶのは難しいかもしれない。

 そしてゲームプレイで一番重要となるビデオカードだが、こちらも搭載モデルはRTX 3050、RTX 3060、RTX 4060、RTX 4060 Ti、RTX 4070がラインアップとして用意されている。最新のビデオカードはRTX 40シリーズだが、下位モデルは3050と3060が採用されている。

 RTX 3050とRTX 3060は、1世代前のビデオカードとなるが、正直フルHDで色々なゲームプレイをするというのであれば、あまり困ることはない。とはいえ、かなり高負荷なゲームタイトルになってくると、とくにRTX 3050は、設定を下げる必要はあるだろう。

 そのため、「VALORANT」や「リーグ・オブ・レジェンド」を超快適に、設定低めやMODなしで「フォートナイト」「マインクラフト」などを快適に遊ぶ、設定を少し下げて「Apex Legends」を遊ぶといった用途であれば、RTX 3050搭載モデルでも十分だろう。

 以上のタイトルをフルHDで設定をあまり気にせず遊びたいというのであれば、RTX 3060以上のビデオカードを搭載しているモデルがいいと思う。また、最新の高負荷なタイトルを高設定で遊びたい、フルHD以上でも遊んでみたいという人は、RTX 4060 TiやRTX 4070搭載モデルがオススメだ。

 メモリーは基本的には16GBとなっている。こちらも、クリエイティブ用途を想定するのであれば32GBはほしいところだが、ゲームプレイのみの用途として考えると心配することなく快適にゲームプレイできる十分な容量といえるだろう。

 ストレージもベース構成では500GB SSDとなっている。3~4タイトルを保存しておくという想定であれば問題ないが、たとえば仕事のメインマシンとしても使う、多くのゲームタイトルを保存しておきたいというのであれば、BTOカスタマイズで1TB SSDに強化するといいかもしれない。

 以上のように、ゲームはしっかり動作するけど、そこまで高性能ではない/最新世代ではないCPUやGPUを採用しているほか、16GBメモリー、500GB SSDと必要最低限の容量に抑えることで、リーズナブルな価格を実現している。

 一番下位モデルがRyzen 5 4500とRTX 3050搭載で9万9800円から、一番上モデルがCore i5-1440FとRTX 4070搭載で18万9800円からとなっている。10万円以下のモデルから最上位でも20万円以下というリーズナブルな価格は、人気を博している理由の1つといっていいだろう。

魅力その2:ホワイトモデルが人気! ケースのカラーは2色
ホワイトモデルは標準のLEDライトも選択可能

 LEVELΘは、リーズナブルな価格だけではなく、ユニットコムゲーミングパソコンとしては珍しく、本体カラーがホワイトとブラックの2色が選択できるのも特徴となっている。また、左サイドパネルは強化ガラスになっており、ケース内部を眺めることができるほか、LEDも搭載。ブラックモデルのデフォルトのLEDはレッド、ホワイトモデルはさくらとブルーが選択できる。

 ケースはおよそ幅220×奥行411×高さ411mmのミニタワーを採用しており、フルタワーやミドルタワーと比べて設置しやすいのもポイント。強化ガラスは開閉が簡単なほか、天面にはすぐ取り外せるダストフィルターを採用しているので、日々のメンテナンスも楽だ。

 リーズナブルな価格ながら、ケースの仕様や使い勝手に関してはしっかりこだわってあるのも、魅力といえるだろう。なお、ケースの詳細についてはこちらの記事でも紹介しているので、気になる人はチェックしてほしい。

魅力その3:買ってすぐにPCゲームが始められるゲーミングキットをオプションで用意

 LEVELΘでは、BTOカスタマイズオプションにゲーミングスターターキットと、ゲーミングデバイスキットを用意している。

 ゲーミングスターターキットは、ディスプレー「G-MASTER GB2470HSU-W5」、キーボード「VIGOR GK30 WHITE GAMING KEYBOARD」、マウス「CLUTCH GM11 WHITE GAMING MOUSE」、ヘッドセット「BlackShark V2 X」がセットで+3万8000円。

 ゲーミングデバイスキットは、ゲーミングスターターキットからディスプレーを抜いたセットで、価格は+1万3000円。

 ディスプレーはフルHDの23.8型で、リフレッシュレートはHDMIが144Hz、DisplayPortが165Hzに対応。IPSパネルで応答速度は0.8ms(MPRT)となっている。デバイスはある程度快適であればとくにこだわりはないし、あまり詳しくもないという人はこちらのセットを選択してもいいだろう。

魅力その4:無金利で最大48回の分割払いに対応

 LEVELΘを購入する際は、一括払いだけでなく無金利で最大48回までの分割払いに対応している。学生やまだボーナスが出ていない新社会人にとって、10万弱~20万弱するパソコンを購入するのは結構ハードルが高いと感じる人もいるだろう。そういった人は無金利なので分割払いしても割高になることがないのはうれしいポイントだろう。

 また、保証は標準で基本1年間だが、カスタマイズオプションで3年の延長保証(本体金額の10%)、4年の延長保証(本体金額の15%)、3年の物損付き延長保証(本体金額の15%)、4年の物損付き延長保証(本体金額の20%)が選択できる。保証の詳細については、コチラをチェックしてほしい。

 けっして安くない買い物なので、できれば長く使い続けたい。万が一に備えて長く保証があったほうがいいと思う人は、こちらを選択しておくといい。

 以上が、私が思ったLEVELΘの魅力だ。リーズナブルかつケースはしっかりとこだわっており、かつ人気のホワイトモデルも用意し、無金利の分割払いも対応と、パソコンに詳しくないけどPCゲームを始めたい、なるべく価格を抑えて快適なゲームライフをおくりたいという人にピッタリなブランドとなっている。

 配信をしたい、フルHD以上の解像度でガッツリゲームを遊びたいという人は、よりハイエンドなブランドのLEVEL∞を選択したほうがいいが、フルHDで純粋にゲームだけ楽しめればいいという人は、LEVELΘを選択してみてはいかがだろうか。

9万円台からとリーズナブルで白ケースも! ゲーミングPC「LEVELΘ」はなぜ人気?