イギリスの警察がInstagramに公開した動画が話題になっています。

4月のある日、『テムズ・バレー警察』の警察官たちがパトカーの整備場に集まっていました。

すると、どこからか聞き慣れたサイレンの音が聞こえてきたのです。

その時は誰もサイレンを鳴らしていなかったため、警察官たちは「どれかのパトカーサイレンが故障したのかな」と思ったのだとか。

しかし次の瞬間、音が上のほうから聞こえてくるのに気付いた警察官たちが空を見上げると…!

驚きの映像がこちらです。

鳥がサイレンのマネをしていた!

なんと、近くの木に止まっている鳥が、サイレンの音そっくりに鳴いていたのです。

鳴き声があまりにも正確だったため、警察官たちは本物のサイレンだと思ったそう。

ここでは普段からパトカーサイレンの音がよく聞こえるので、鳥はその音を完ぺきに覚えてしまったのですね。

「これは100%本当で、遅いエイプリルフールのジョークではありません!」と前置きした動画には、驚きの声が上がりました。

・笑った!なんて賢い鳥なんだ。

・本物のサイレンだと思った!騙されたよ。

・おとり捜査官として、この鳥を雇ったほうがいいね。

映像では鳥の姿は、はっきりとは見えませんが、コメントでは『ブラックバード』と呼ばれる『クロウタドリ』ではないかという声が多くありました。

歌うように美しい声で鳴くクロウタドリは、音を模倣するのがとても上手なのだそう。

ただ、鳥がマネをしている音は警察官の出動の合図になる音のため「警察官たちが困惑していた」とのこと。

緊急出動のサイレンだと思って飛び出したら、鳥の鳴き声だった…なんてことにならないことを願います!


[文・構成/grape編集部]

出典
thamesvalleypolice
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