独特な後ろ姿をしたクルマですね。屋根が着脱式になっている2シーターオープンスポーツカーのようです。なんとこのクルマ、ポルシェフォルクスワーゲンが共同開発したのだとか? さて、このクルマはなんでしょう!

スポーツカーと国民車が融合?

ポルシェは現在、フォルクスワーゲングループの一員です。なのですが、両社の作るクルマは、イメージが違いますよね。ポルシェは純然たるスポーツカーメーカー、フォルクスワーゲンは小さなクルマから大きなクルマまでフルラインアップで作るまさに「国民車」メーカーといった感じです。2社で共同開発したクルマがあったとは知りませんでした。

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○問題をおさらい!

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○【答え】914(通称:ワーゲン・ポルシェ)

ポルシェのHPには、「914はフォルクスワーゲンと共同開発したスポーツカーであり、1970年モデル以降はポルシェの新しいエントリーモデルとなりました」とあります。ワーゲン・ポルシェの愛称で親しまれたクルマとのことです。

914はエンジンをミッドシップマウントした2シータースポーツカーです。エクステリアのデザインは「全長に対して極めて長めに設定されたホイールベース」「短いオーバーハング」「グラスファイバー強化プラスチック製の着脱式ルーフセンターパネル」「ワイドなセーフティバー」などが特徴だといいます。

市場導入時にはフォルクスワーゲン製とポルシェ製の2種類のエンジンがあったそうです。「914」はフォルクスワーゲンの1.7リッター水平対向4気筒エンジン(最高出力80PS)、「914/6」はポルシェ「911T」と同じ2.0リッター水平対向6気筒エンジン(最高出力110PS)を積んでいました。1973年モデルには1.7リッターエンジンをベースにした2.0リッター4気筒エンジン(最高出力100PS)、1974年モデルには1.8リッター4気筒エンジン(最高出力85PS)を搭載したそうです。

それでは、次回をお楽しみに!
(MN ワーク&ライフ編集部)

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