高校生の就職を支援している株式会社ジンジブ(大阪府大阪市、代表取締役:佐々木満秀、証券コード:142A 以下「ジンジブ」)は 、2024年度に神奈川県立向の岡工業高等学校神奈川県川崎市、以下「向の岡工業高校」)が「魅力あるカリキュラム」づくりとして掲げる「総合的な探究」の実施支援企業として、採択されました。
向の岡工業高校に出向き、主に1年次に向けて職業体験イベントやキャリア探究、地域探究の実施を予定しております。


<探究授業のご支援の背景>

不確実で多様性が認められる時代においては、一人一人の社会的・職業的自立に向けて、キャリア発達を促す教育、すなわちキャリア教育の重要性が高まっています。神奈川県では県立高校への志願者の倍率が低調傾向で、工業高校では倍率が1.03倍と(※)、定員数を割り込む高校が増えています。向の岡工業高校では「魅力あるカリキュラム」と掲げて教育課程の改訂に取り組んでいます。2024年度より、1年次に総合的な探究の時間を新たに設置し、「自己の生き方や将来について深く探究する」「学力の向上のE-learningを活用した学び直し」に取り組んでいます。
ジンジブでは昨年度、1年次に自己理解や社会理解、進路、社会人基礎力などを学び、高校生が将来を自分で考える”きっかけ”を創るためのキャリア教育プログラム「ジョブドラフトCareer」の授業を実施いたしました。その実績を踏まえ、2024年度には主にキャリアに関する探究授業や職業理解のご支援を行うこととなりました。
2023年度には438校の高校で行った授業のノウハウを元に、今年度を通じて、キャリアプランニング能力と、課題対応能力を身に付けるプログラムを提供いたします。生徒一人一人が自分や他者、社会と向き合い、考え、行動を起こすことで、自信を持って学生生活を歩むことができるように、先生方と共に生徒を支援してまいります。


※出典:「令和6年神奈川県公立高等学校入学者選抜一般募集共通選抜等合格状況(各学校別の合格の状況等)」神奈川県

<支援の概要>

支援期間:2024年度(2024年4月~2025年3月)
対象高校:神奈川県立向の岡工業高等学校
対象生徒:1年生  ※全学年対象もございます 
科目:総合的な探究の時間
予定授業: 職業体験イベント・キャリア探究・地域探究に関する授業の企画・実施・運営を行います。

予定授業と狙い:
●進路イベント(向工Fes):全学年を対象に、幅広く企業や各種学校の説明を聴講し、進路選択を考える機会を与える校内イベントを行います。
生徒は一日で複数の企業、学校の説明を受けることができ限られた時間で効率よく体験を通した比較検討が行えます。


●キャリア探究:様々な職種、職歴の方との対話を通じて自分が就きたい職業が決まっている生徒には今後何が必要か理解させ、就きたい職業が未定の生徒には将来を考えるきっかけや職業選択の一助といたします。


●地域探究:神奈川県川崎市への愛着と誇りを持ち、卒業後は地域を担う人材として活躍するリーダーの育成を目指します。 

授業イメージ(昨年度実施の様子)


「働くとは?」の授業の様子

「資産形成ゲーム」お金について学ぶ授業の様子

<本支援に対するコメント>

神奈川県立向の岡工業高等学校 教務・企画研究G 総括教諭 清田 孝行(きよた たかゆき)先生

本校では教育課程を改定し、魅力あるカリキュラムを持つ高校として入学希望者に向け発信していきたいと考え、その一環として今年度より、1年次に総合的な探究の時間を新たに設置することにいたしました。自己の生き方や将来について深く探究する時間と、学力の底上げのためE-learningを活用した学び直しを導入し手厚い指導を行う予定をしております。
昨年度、ジンジブには本校生徒の実態に合わせたキャリア教育授業を年間で3回実施いただきました。講座は一方的な講義形式ではなく、生徒が主体的に取り組めるように「自己認知」や「お金」「キャリア」の新たな視点の内容で、段階的に指導していただくことができ、そのおかげで徐々に進路活動を自分ごととして捉える生徒が増えてきました。
授業でのファシリテーション技術の高さや、分かりやすい資料の提示など、当方の要望に対して誠実に対応していただき、学校全体の理解を得ながら授業を進めることができました。生徒が自らのキャリアについて考えを巡らせる良い機会を頂けたと感じています。今後も継続的な関わりしていただきたいと考え今年度ジンジブにサポートのご依頼をいたしました。
1年次の「探究活動」により自己理解、職業観を育み、卒業後の自己の生き方や進路を1年次より考える探究活動と、全学年向けの進路イベントである「向工Fes」を通じ、生徒を進路希望別に手厚い指導を行ってまいります。 

株式会社ジンジブ キャリア教育開発部 梅原 卓也(うめはら たくや)

昨年度、向の岡工業高校では目的意識を持った進路選択ができる状態を理想に据え、1年次から働く目的やお金について考え、さらには自律してキャリアを育むプロティアン・キャリアの方々の話を聞く学習も実施いたしました。キャリア教育を通じて、職業指導にとどまらない、キャリア(=自分が歩みたい人生)について考える機会やきっかけを創ってまいります。           

■神奈川県立向の岡工業高等学校について

学校名:神奈川県立向の岡工業高等学校
所在地:〒214-0022 川崎市多摩区堰1-28-1
校長:及川 博伸(おいかわ ひろのぶ)
設立:1961年10月1日
HP:https://www.pen-kanagawa.ed.jp/mukainooka-th/zennichi/

創立60周年を迎えた全日制は機械科・電気科・建設科、定時制は総合学科を設置している専門高校。校舎は2014年に建替え済。体育館も今春改装が終了し、実習工場も秋より建替えが始まるなど設備は充実している。
創立時は周辺に梅林が広がり、校章にも梅の意匠があるが、近年は東京のベットタウン化している。


■ 株式会社ジンジブについて

会社名:株式会社ジンジブ
代表取締役:佐々木 満秀(ささき みつひで
本社所在地:大阪府大阪市中央区南本町2-6-12 サンマリオンタワー14階
拠点:大阪本社・東京・福岡・名古屋・仙台・広島・新潟・岡山・熊本・静岡
設立:2015年3月23日(グループ創業1998年9月1日
資本金: 2億5,900万円(2024年3月末現在)
株式情報:東京証券取引所 グロース市場(証券コード:142A)
HP:https://jinjib.co.jp/

ジンジブは「高卒」の若者のための社会課題解決企業です。同じく「高卒社長」である佐々木が、「夢は、18才から始まる。」をスローガンに掲げて事業をはじめました。高校生のキャリア教育や、就活の情報提供、就職後の定着やスキルアップやキャリア形成、転職時の情報提供やサポートを行います。
初めて社会に出る高校生は、将来に対する漠然とした不安をいだきながら、社会に出ることを決意しています。ジンジブでは、かかわる若者や会社に対して、不安な時には真剣に向き合い、自己理解・社会理解・マインド・スキルなど社会で生き抜くための力を高めるサポートを行い、自分の意思で未来を選択できる機会をつくります。
たとえ失敗してもすぐに手を差し伸べ、その人生にずっと寄り添い、これからの生きる人の夢を増やしてまいります。

●ジョブドラフトCareerについて

進学や就職などの進路決定前の生徒に、自己理解や社会理解、進路、社会人基礎力などのプログラムを通して、高校生が将来を自分で考える”きっかけ”を創るための体験型のキャリア教育プログラムです。
ジンジブの担当が高校に出前授業を行い、2023年度には438校の高校にて実施し9割を超えるご満足をいただきました。主催する「おしごとフェア」と「ジョブドラフトFes」にご参加いただくことで多角的に支援しています。
2023年12月に経済産業省が主催する「第13回キャリア教育アワード」中小企業の部にて「優秀賞」を受賞いたしました。

配信元企業:株式会社ジンジブ

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