シュー・グァンハンと清原果耶が共演した日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」の特別映像(https://youtu.be/Y7jg0zht0bQ)と新たな場面写真が披露された。

本作は、台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2 日本慢車流浪記」を、藤井道人監督(「余命10年」「パレード」)が映画化したもの。一組の男女が織りなすラブストーリーを、日本と台湾、18年前と現在を行き来しながら紡ぐ。

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3月14日に世界最速公開された台湾では、公開1カ月で観客動員30万人、興行収入7000万NTDを突破し、2024年に台湾で公開された台湾映画(合作含む)ではナンバーワンを記録。「今年一番泣ける」と話題を呼び、リピーターも続出している。3月下旬に開催された香港国際映画祭のインターナショナルプレミアは、1300席の会場が即完で満席となった。

香港、マカオシンガポールマレーシアブルネイベトナムでも公開を迎え、ベトナムでは先行上映を含む10日間で30万人以上を動員。先行上映期間中にランキング1位を獲得し、公開週末ランキングでも「ゴジラ×コング 新たなる帝国」に次ぐ2位でロケットスタートを切り、歴代日本映画実写第1位の記録を打ち立てた。今後も韓国、カンボジアなど10以上のアジア各国・各地で劇場公開が控えている。

人生につまずいたジミー(シュー・グァンハン)は、18年前に出会ったアミとの"忘れられない初恋の記憶"と"果たせなかった約束"を胸に、日本への一人旅を決意。旅の途中で出会う様々な人々との交流をきっかけに、止まっていたジミーの時間が少しずつ動き出す。ジミーはが旅の果てにアミが隠していた想いを知ることになる。

映像では、ジミーとアミが少しずつ距離を縮め、お互いに想いを寄せ合う様子が、青春の日々を1ページずつめくるようにエモーショナルに映し出される。アミが「台湾に来たらしてみたかった!」というバイクの二人乗りから始まり、ジミーは「一番好きな場所」にアミを連れていく。夜景が一面に広がる高台から街並みを眺めながら、お互いの想いを探るように見つめ合う姿は、甘酸っぱい恋の始まりを予感させる。

続いて、ジミーが勇気を振り絞ってアミをデートに誘い、映画に出かける場面が映し出される。着ていく服を選んだり、ヘアセットの練習をしたり、日本の少女漫画で告白のセリフを練習したり、"予行演習"に励むあまり夜更かししてしまったジミーは、当日寝坊してしまう。台湾の映画館で岩井俊二監督の「Love Letter」を鑑賞した2人は、このデートを機にぐっと距離を縮めていくが、2人の恋はアミの突然の帰国により終わりを告げる。映像では、アミが帰国する直前に最後のデートで訪れたランタン祭りも収められ、お互いに胸に抱えている想いを伝えられないまま、2人はとある"約束"をする。

「青春18×2 君へと続く道」は5月3日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。

少しずつ距離を縮めていく2人だが…… (C)2024「青春18×2」Film Partners