人気アニメ『ポケットモンスター』(テレビ東京系 毎週金曜 後6:55~ ※放送日時・内容は地域によって異なる)の第47話(19日放送)より、新キャラクターのカエデが登場する。これを記念して、カエデ役の三石琴乃にインタビューを実施し、ポケモンの思い出などを聞いてみた。

【画像】かわいい!カエデさん&ヒメグマの2ショット 公開された新場面カット

 第47話は、リコのテラスタル研修・基礎テストのため、リコ、ロイ、ドットの3人はセルクルタウンのジムリーダーカエデの元へ向かう。しかし、エクスプローラーズサンゴも乱入してきて、なぜかスイーツ作り対決に! リコとニャローテテラスタル研修の行方が描かれる。

――三石さんはテレビアニメ特別編ミュウツー!我ハココニ在リ』ドミノ役など、テレビアニメ『ポケットモンスター』には何度か出演しています。今回、カエデ役として出演が決まった時のご感想を教えてください。

【三石】 これまでのシリーズで何度かオファーをいただいていたのですが、今回ようやくタイミングが合ってお受けすることができたのでうれしいです。

――三石さんご自身はアニメのほかに、『ポケモン』との思い出やエピソードはありますか?

【三石】 ゲームは仕事ではなく趣味のひとつとして楽しんでいるので、『ポケモン』も遊んでいます。一番初めにプレイしたゲームは『ポケットモンスター 赤・緑』で、フシギダネをパートナーにしていました。「推しポケモン」といわれるとメタモンなのですが、カエデヒメグマ「クマちゃん」も可愛くて好きです。今は「ポケモンスリープ」で遊んでいます。

――第47話で初登場となるカエデですが、カエデの役柄をどのように作っていきましたか?

【三石】 「どうも~カエデで~す」「あらあら~」など、カエデは語尾に「~」が付いた喋り方をしますよね。ゲームを遊んだ方々が目にするカエデのセリフや印象に違和感をあまり持たせたくなかったので、最初は台本のとおり、のんびりフワっとした喋り方でテストに臨みました。ただ、アニメーションの現場は“お芝居”を成立させなくてはならないので、音響監督ともディスカッションをしながら調整をしていきました。

――お芝居を成立させるために、具体的にはどのように調整していったのでしょうか?

【三石】 カエデジムリーダーとしての“気持ち”を主軸に考えていきました。ジムリーダーたちは日々子どもたちを相手にしていて、バトルを通して背中を押してあげていますよね。なので、語尾を意識するのではなく、今回でいうとリコちゃんの良いところを引き出して「立派に育ってね」と背中を押してあげるというスタンスで演じました。

――台本にある言葉ではなく、キャラクターの気持ちに重きを置いて演じているんですね。

【三石】 先行して出ているゲームや台本の活字の印象とズレてしまうこともあるのですが、本当にそのキャラクターやポケモンたちがこの世界に存在している思ってもらえるように作っていかないといけない。たくさんのこどもたちが観ている番組こそ、上っ面の作品にならないよう、大人がちゃんと考えて本気で作らないといけないと思うんです。「ポケモン」は、そうした強い想いを持ったスタッフさんがいらっしゃるので、とても気持ちの良い現場だと感じます。

――改めて、カエデが登場する第47話の見どころや注目ポイントを教えてください。

【三石】 第47話ではリコちゃんとバトルをすることになりますが、彼女の苦悩に共感する子も多いのではないでしょうか。そんなリコちゃんに対して、カエデがどれだけエネルギーを注ぎ込めたのかを見てもらえたらと思います。そして、大谷育江さん演じるサンドウィッチちゃんと絡むシーンもあるので、役者としても楽しかったという気持ちが出ていると思います(笑)「あま~い」カエデと「ビター」なカエデの両方をお楽しみいただけると思いますので、是非放送を楽しみにしてください。

■テレビアニメ『ポケットモンスター』放送情報■
テレビ東京系にて毎週金曜よる6時55分から放送中!
※一部地域では放送日時が異なります。※放送内容は変更になる場合があります。

公式SNS(@anipoke_PR)
公式HP■https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/pocketmonster2023/
見逃し配信中!■https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/pocketmonster2023/#latest

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テレビアニメ「ポケットモンスター」の場面カット (C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku(C)Pokemon