日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する事業共創カンパニーである株式会社Relic(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:北嶋 貴朗、以下「Relic」)は、業界初(※1)となる、ファンド規模1億円からでも始められる「CVC支援サービス」を本格提供開始しました。

 Relicのこれまでの新規事業開発支援の経験と実績、そして新規事業に特化した業界最大のビジネス、テクノロジー、クリエイティブが一体となった組織(BTC組織)によって、CVC活動の方針・制度設計から事業シナジー創出まで一貫した伴走支援と、独自のプライシングモデルにより小規模ファンドの立ち上げを実現します。


■提供背景

 日本では近年、大企業を中心にCVC活動への注目が急速に高まっています。日本のCVC活動の実態を捉えた包括的調査「Japan CVC Survey 2022」によると、CVC機能を設置した企業は2016年以降に急増しており、調査対象CVC組織の8割超が2016年以降の設立だということがわかります。

 一方、CVC活動の現場においては、CVCの設立・方針策定から推進体制、運用面において「CVC設立を検討するもどこから始めていいかわからない」「KGI、KPIの定義が曖昧なまま運用されている」「CVCを推進・主導できる人材が欠けている」といった課題を耳にします。

 これらの課題を解決するためには、インキュベーション戦略策定やスタートアップ/ベンチャーの豊富なデータベースならびにネットワーク、スタートアップ/ベンチャー向けの投資/経営支援実績や、事業開発の幅広い経験や実績に加え、CVCの設立・運用に対する深い知見と経験が必要です。

 そこで、RelicのCVC支援アドバイザーである株式会社ABAKAM 代表取締役・松本直人氏監修のもと検討を重ね、業界初(※1)となる立ち上げ時の障壁の一つとなる多額のファンドサイズ規模でなくとも始められる立て付けを採用。方針・制度設計から事業シナジー創出までの実行にコミットした支援を提供するに至りました。創業以来4,000社20,000件以上の新規事業開発に携わってきた実績と新規事業開発の全領域に対応する組織力を持つRelicだからできる、他社が真似できない新しいコンセプトで企業のCVC活動を後押しします。
※1 2024年2月 当社調べ 国内のCVC支援サービスの比較・調査


■CVC支援サービスの概要と特徴


伴走型のCVC設立・運用支援
インキュベーション戦略策定から実行に至るまで多数の実績を誇るRelicが、CVC設立・見直し時の方針策定・制度設計、デューデリジェンス等を支援します。


<ポイント>

・戦略策定から具体的な成果創出を見据えた支援体制

・新規事業のアイディエーションからプロトタイピング、商用プロダクト開発まで一気通貫で伴走

・キャピタリストだけではなく、多様な人材による多方面的な支援

従来のプライシングモデルとは一線を画す、ニーズに合わせた価格設定

お客様合意のもと、ファンド運営にかかる年間コストを都度の事業開発支援コンサルティング費用※としてサービス提供に取り組みます。また必要な支援領域単位でカスタマイズした支援内容と予算を組めるようにします。これにより、フレキシブルな投資予算をもって年間投資1億円などの小規模なファンドサイズでも運用可能となります。


※CVCの運営コストは、ファンドサイズに応じた年間一定額の運用手数料(2%/年)で賄うのが一般的です。そのため、必然的にファンドサイズ(と共に許容リスク)が大きくなります。Relicではファンドサイズに関わらず、支援領域と予算に合わせてお客様にとって必要なサービスを提供します。

アスタミューゼ社と連携し、技術シーズのソーシング、デューデリジェンス等をハイレベルで対応
Relicパートナー企業のアスタミューゼ社が保有するグローバルの網羅的な技術シーズ・知財DBを利用し、AIにより、有望投資領域の選定と個別の技術シーズの探索を効率化。Deep Tech領域でサイエンスに基づく適正な投資を実現します。お客様の本業や保有技術/シナジー創出戦略、イノベーションに関連するマクロトレンドや投資・規制動向等を踏まえた戦略的な投資領域の選定もご支援します。


<参考>

RelicのCVC支援事業がM&A特化型メディア「Update M&A」にて掲載されました。詳しくは下記記事をご覧ください。

オープンイノベーションの理想と現実 支援を通じて見えた“CVCの悩み”とは

https://journal.macloud.jp/posts/article_0054


■CVC立ち上げ・運用の無料メンタリング実施(10社限定)

本格提供開始を記念し、先着10社限定とし、RelicのCVC専任担当者がCVC運用・事業シナジー創出に関する課題特定や打ち手の整理に関する無料メンタリングを1回1時間で行います。

ご希望の場合は、以下のフォームより必要事項をご記入の上お申し込みください。
https://relic.co.jp/form/cvc/

対象社

・現在、CVC設立検討中、CVCを運用中だが、何かしらの課題を抱えている企業様

ご相談いただける内容例:

・CVCを立ち上げることになったが、どこから手をつけていいかわからない

・最終的な狙いや目標をなんとなく決めてファンドを立ち上げたことで、CVCとしての成果が測りづらい

・出資をするも、本体/母体企業の受け入れ体制が整わない

■アドバイザー株式会社ABAKAM 代表取締役 松本 直人 氏よりコメント

2023年4月、RelicのCVC支援アドバイザーとして就任後、十分な議論を重ねて遂に本格始動するに至りました。お客様の事業創出/成長を見据え、方針策定~実行支援までサポートできる体制は、数多の新規事業の方針・制度設計から事業化、拡充まで携わるRelicならでは。また真に効果的な支援を行うために、業界では類を見ないプライシングモデルを導入することも画期的と言えます。これまで20数年にわたり、VC業界経験で様々なCVCの設立・運営を支援してきた経験を踏まえ、本取り組みは、市場のニーズに適格に応えることができるソリューションとなると言えます。まずは無料メンタリングを活用し、自社の課題の整理から始めていただければと思います。Relicはきっとお役に立てると確信しております。


【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社Relic 担当:佐藤奈津紀

TEL:03-6455-7726 / FAX:03-6869-9452

E-MAIL:info@relic.co.jp

株式会社Relic 会社名:株式会社Relic
代表者:代表取締役CEO 北嶋 貴朗
本社所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー19F
設立:2015年8月
事業内容:インキュベーションテック事業、事業プロデュース/新規事業開発支援事業、オープンイノベーション事業
コーポレートサイト:https://relic.co.jp
事業内容:https://relic.co.jp/services/

 Relicは、日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する「事業共創カンパニー」です。世界でも類を見ない新規事業開発に特化したSaaS型プラットフォームを提供する「インキュベーションテック事業」、総合的かつ一気通貫で新規事業やイノベーション創出を支援する「事業プロデュース/新規事業開発支援事業」、スタートアップ企業への投資や大企業との共同事業/JVなどを通じてイノベーションを共創する「オープンイノベーション事業」という3つの柱となる事業を統合的に展開してまいりました。創業から8年間の活動を通じて、4,000社・20,000件以上の新規事業開発に携わってきた実績も含め、新規事業やイノベーションの共創や支援の分野において唯一無⼆の価値と意義、そして業界トップクラスの規模や成長を実現してきたリーディングカンパニーです。
 従業員・拠点数・グループ社数ともに拡大しており、現在ビジネス職・開発職ともに積極的に採用募集しています。詳しくはRelic採用サイトをご覧ください。

<Relic採用サイト>
https://relic.co.jp/recruit/

配信元企業:株式会社Relic

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