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イギリスのコンシューマー・テクノロジー・ブランドNothingは、東京からライブ配信された第一四半期のコミュニティアップデートにおいて、2つのワイヤレスイヤホンによって新たなオーディオ製品ラインナップの基盤を築くことを発表した。

■デザインと設計に着実に磨きをかけてきたNothingの集大成
公開された新製品はNothing EarとNothing Ear (a)。同時に、Nothingはオーディオ・スマートフォン製品に業界初のChatGPTの搭載を行い、ユーザー体験全体を強化していく。

過去3年間、デザインと設計に着実に磨きをかけてきたNothingの集大成となるこれらの最新オーディオ製品は、音楽愛好家はもちろん、日常使いのユーザーにも最上級の体験を提供する。より製品とユーザー体験に重点をおくため、これまでオーディオ製品の名前についていた番号を廃止し、全く新しい製品名を名付けた。

Nothing Earが最高の音質を追求する音楽愛好家向けに設計されているのに対し、Nothing Ear (a)は日常向けの最高のオーディオデバイスを求めるユーザー向けに作られている。

■Nothing CEO Carl Peiからのコメント
「新製品のNothing Ear、Ear (a)といったNothingのイヤホンにChatGPTを搭載したNothing OSによって、私たちは変化の第一歩を踏み出し、その歩みはさらに続きます。この度もコミュニティの皆様からのフィードバックを楽しみにしています。」

■Nothing Ear - 進化したサウンド
Ear (2)の改良版であるEarは、Nothingの象徴である透明なイヤホンデザインを継承した上でこれを進化させ、より豊かなサウンドを提供し、Nothing史上最高のオーディオ体験をお届けする。

サウンド
音楽愛好家をターゲットに設計されたNothing Earは、Nothing史上最も進化したドライバーシステムを搭載している。11mmのカスタムダイナミックドライバーには、本物のクリアーなサウンドを提供するために高品質な素材を厳選して採用しており、全体的なサウンドの豊かさと鮮明な高音域を実現するためにセラミックの振動板を使用している。また、Ear (2)から継承したデュアルチャンバーデザインに2つの通気孔を追加することによって空気の流れを改善し、よりクリアーなサウンドが実現可能となっている。

EarはBluetooth経由でハイレゾストリーミングを行うためにLHDC 5.0とLDACコーデックをサポートしており、力強く純度の高いオーディオ体験が可能となる。LHDC 5.0(Low Latency High-Definition Audio Codec)では最大1Mbps、24bit/192kHzに到達し、LDACでは最大990kbps、24bit/96kHzに到達する。

Nothingの進化したイコライザーを使うことで、さらなるサウンドのカスタマイズが可能だ。イコライザーはNothing Xアプリのシンプルなグラフィックインターフェース上で操作できる。さまざまなジャンルに対して個別のプロファイルを作成できることに加え、Qファクターと周波数制御で体感音質を向上することができる。Nothing Xアプリでパーソナルサウンドプロファイルを作成すれば、保存されたデータはサウンドテストの結果に基づき、リアルタイムにイコライザーレベルの調整に使用される。

アクティブノイズキャンセリング(ANC)
EarはNothingの最も効果的でインテリジェントなノイズキャンセリング機能を搭載している。新たなスマートANCアルゴリズムは、イヤホンと外耳道の間のノイズ漏れをチェックし、その結果に応じてノイズキャンセリング強度を高める。また、アダプティブANCによって周囲の気が散る音も考慮し、ノイズキャンセリングレベル高、中、低のいずれか1つを自動的に適用してくれる。Earは45dBのノイズキャンセリングによって、Ear (2)と比較して約2倍のノイズ除去を実現できる。最大5000 Hzの帯域幅をカバーするEarは、より検知が難しい音でも効果的に検知して低減することができる。

パフォーマンス
充電がさらに長持ちするようになった。Earのコンパクトなカスタムドライバーはより大きなバッテリーの搭載を可能とし、結果としてEar (2)よりも25%充電が長持ちする。ケースを使用してフル充電すれば、最大40.5時間使用でき、連続再生は8.5時間可能だ。素早く充電するために、Earは最大2.5Wのワイヤレス充電をサポートしている。10分間の急速充電を行えば、ケース利用の場合は10時間の音楽再生が可能だ。

EarはNothingの最も進化したクリアボイステクノロジーを搭載していることに加え、新しい通話マイクが実装されており、通話の妨げとなるノイズがさらに減少している。加えて、ステムに通気孔が追加されたため、風の通りがよりスムーズになり、Ear (2)と比較して、通話の妨げとなるノイズを60%減少させることができた。

デュアル接続機能は2つのデバイス間のリアルタイムでシームレスな切り替えを可能とする。低遅延モードを使えば、相手側デバイスとの接続状況にもよるが、通常の使用に比べて音声ラグを減らしてシームレスにゲームができる。ピンチコントロールで曲のスキップノイズキャンセリングモードの切り替え、ボリュームの調整ができる。

■Nothing Ear (a) – さあ音楽をかけよう
毎日のすべての瞬間のために、Nothing Ear (a)は音楽愛好家のために作られた。目を引くデザインと、強力なノイズキャンセリング機能を備えた、日常向けの究極のオーディオデバイスだ。

ロンドンでデザインされた
ロンドンでデザインされた真に特徴的なスタイルのEar (a)は、Nothingの透明なデザインを踏襲しながらも、新鮮なバブルデザインとイエローカラーによって、Nothingのオーディオ製品の新たな方向性を打ち出している。輪郭が緩やかでスリムな長方形フレームのEar (a)は、手の中に、そしてポケットの中にも心地よく収まる。

新色のイエロー
Ear (a)イエローは、白と黒以外のカラーを採用したNothing初めてのオーディオ製品。イエローはEar (a)の遊び心のあるデザインを完璧に引き立てるだけでなく、理論の上でもNothingの価値観である透明性と合致するカラーだ。色の成り立ちを本質まで突き詰めると、原色だけが残る。この純粋主義のアプローチの末に、鮮やかで遊び心のあるオーディオ製品、Ear (a)イエローに辿り着いた。

アクティブノイズキャンセリング(ANC)
Nothingの新たなスマートANCアルゴリズムを備えたEar (a)は、外耳道の中の密閉性を確認してノイズ漏れをチェックし、可能な限りのノイズブロックするためにノイズキャンセリング強度を高める。アダプティブANCは環境内の気が散る音を検知し、周囲のノイズに合わせてノイズキャンセリングレベル高、中、低のいずれか1つを自動的に適用してくれる。

Ear (a)は45dBのノイズキャンセリングによって、Ear (2)と比較して約2倍のノイズ除去を実現できる。加えて、最大5000 Hzの帯域幅をカバーするEar (a)は、より検知が難しい音でも効果的に検知して低減できる。

サウンド
Ear (a)の新たなドライバーはNothingの革新的なデュアルチャンバー設計を使用しており、前世代よりも 2.5 倍のトランジェント出力を供給する。この出力強化によって、さらに深く、より力強い低音パフォーマンスが実現する。

サウンドのディテールを保つために、Ear (a)はハイレゾオーディオ認証を受けており、最大990kbpsBluetooth接続で、24bit/96kHzハイレゾオーディオをストリーミングすることができる。Bluetooth経由のハイレゾストリーミング用に広くサポートされているLDACコーデック*と互換性がある。

パフォーマンス
Ear (a)のケースの500mAhのバッテリーと、各イヤホンに内蔵された46mAhのバッテリーによって、ケースを使用してフル充電すれば、最大42.5時間の音楽再生を楽しめる。素早く充電するために、Ear (a)は10分間の急速充電を行えば、10時間の音楽再生が可能だ。(ケース使用、ANCをオフにした場合)

アクティビティを簡単に切り替えるために、Ear (a)は2つのデバイスを同時接続できる。Earと同様に、Ear (a)の低遅延モードを使えば、相手側デバイスとの接続状況にもよるが、通常の使用に比べて音声ラグを減らすことができる。ピンチコントロールで曲のスキップノイズキャンセリングモードの切り替え、ボリュームの調整ができる。

ChatGPTの搭載
消費者向けハイテク製品のAIへの移行を進め、ユーザー体験をよりシンプルなものに強化するという目標のもと、NothingはイヤホンおよびNothing OSにChatGPTを搭載し、利用頻度の最も高いデバイスであるイヤホンとスマートフォンからユーザーが即座に知識を得られるようにした。

この新機能により、最新のNothing OSとChatGPTがNothingのスマートフォンにインストールされているユーザーは、新発売のEarやEar (a)といったNothingのイヤホンから、世界で最も普及しているコンシューマー向けAIツールにピンチ操作で直接話しかけることができるようになる。

また、NothingはNothing OSにおいてスマートフォンユーザーのユーザー体験を向上させるため、スクリーンショットの共有やNothingスタイルのウィジェットなど、システムレベルでChatGPTとの連携を埋め込む。この新機能についての詳細は、nothing.techを参照のこと。

価格と購入方法
Earの価格は22,800円(税込)、Ear (a)の価格は14,800円(税込)を予定しており、4月22日よりnothing.techで販売される。先行予約は4月18日午後07:45(日本時間)に開始される。

スペックと機能の全容はnothing.techで確認できる。最新情報を入手するには、Instagram、TikTok、 X(旧Twitter)でNothingのアカウントをフォローのこと。

Phone (2a)のアップデート
新たなオーディオ製品の発表に加え、NothingはPhone (2a) の本格発売を4月22日より開始する。

Phone (2a)はブラックとミルクの2色展開で、メモリ構成は以下のとおり。
・8 +128GBモデル 49,800円(税込)
・12 + 256GBモデル  55,800円(税込)

nothing.techでは、8+128GBモデルおよび12+256GBモデルを、正規販売パートナー店舗では、8+128GBモデルを販売する。

新製品を体験できるポップアップイベントを開催
新しいオーディオ製品の発表を記念して、4月19日(金)から、以下の正規販売パートナー店舗にて、製品を体験できるポップアップイベントと台数限定の先行発売を行う。
二子玉川 蔦屋家電
・Kith Tokyo
・ビームス 原宿、ビームス 梅田、ビームス 銀座、ビームス 六本木ヒルズ
・ユナイテッドアロー丸の内店、ユナイテッドアロー名古屋店、ユナイテッドアロー心斎橋
二子玉川 蔦屋家電ではPhone (2a) 128GBモデルの体験・購入が可能。
※各店舗の開店時間は異なる。詳しくは店舗へ確認のこと。

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