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アレックス・イェ容疑者(写真:Montgomery County Department of Police)

今月18日までに、米メリーランド州在住の高校生が「集団暴力の脅威」で逮捕、起訴された。モンゴメリー郡警察がプレスリリースで発表した。

逮捕されたのはウートン高校に通う18歳のアレックス・イェ被告。被告の部屋からは129ページにも及ぶ学校銃乱射の計画書が押収された。計画書には銃撃の実行方法に関するアイディアや、標的を出身小学校にすることなどが記されていたほか、「有名になりたい」といった記述もあった。

イェ被告に捜査の手が伸びたきっかけは、「学校での銃撃が間近に迫っている」という内容のInstagramのDMだった。送信相手は現時点で明らかにされていないが、イェ被告が精神科病棟に入院していたときに知り合った人物だと見られているという。

公表された逮捕状によると、イェ被告は2022年12月に「学校で銃乱射したい」「人を殺したい」「死にたい」といった発言をするようになったため入院。さらに翌年にも殺人願望が強まったために、ジョンズ・ホプキンス小児科に5カ月入院していたという。

被告は現在身柄を拘束されており、保釈審問を待っている状態だとCNNは報じている。警察当局による記者会見は米国時間19日に予定されている。