サムスン電子ジャパン4月18日に、国内モデルのスマートフォン「Galaxy S23」「Galaxy S23 Ultra」「Galaxy S23 FE」「Galaxy Z Fold5」「Galaxy Z Flip5」、およびタブレット端末「Galaxy Tab S9」「Galaxy Tab S9+」「Galaxy S9 Ultra」にも、翻訳・要約・検索・画像編集などを劇的に容易にするAI技術「Galaxy AI」対応を開始した。

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●Galaxy国内版モデルの多くが「Galaxy AI」への対応を開始



 「Galaxy AI」は、AI機能を幅広いユーザーへ広めるべく設計された、「One UI 6.1」へのアップデートを通じて、さまざまな「Galaxy」デバイスで利用可能になる。

 アップデートによって利用できる「Galaxy AI」は、「かこって検索」「リアルタイム通訳」「通訳」「テキスト通話」「チャットアシスト」「ノートアシスト」「レコーディングアシスト」「ウェブアシスト」「生成AI編集」「AI編集サジェスト」「インスタントスローモーション」「生成AI(壁紙)」「今の天気壁紙」で、モデルごとに利用可能な機能が異なる場合がある。

 なお、「Galaxy S22」シリーズ、「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」、および「Galaxy Tab S8」でも、5月下旬以降に「Galaxy AI」への対応が開始される。

 さらに、4月には「Galaxy AI」の対応言語としてアラビア語インドネシア語ロシア語を追加するとともに、オーストラリア英語、広東語カナダフランス語への対応を予定している。これらの言語は、「リアルタイム通訳」「通訳」「チャットアシスト」「ノートアシスト」「レコーディングアシスト(文字起こし・要約・翻訳など)」「ウェブアシスト」などで使用できる。

 そのほか、2024年後半には「Galaxy AI」対応言語への、ルーマニア語トルコ語オランダ語スウェーデン語、繁体字中国語、ヨーロッパポルトガル語の追加も予定する。

 あわせて、「Galaxy AI」搭載の最新フラッグシップモデル「Galaxy S24」シリーズの「購入キャンペーン」が、5月7日まで実施されている。
サムスン、AI機能「Galaxy AI」対応機種を最新モデル以外の「Galaxy」国内版モデルにも拡大