NECは、4月19日総務省および経済産業省により発表された「AI事業者ガイドライン」に賛同します。本ガイドラインは、事業者がAIの安全安心な活用を行い、AIの便益を最大化するために、イノベーションの促進とライフサイクルにわたるリスクの緩和を両立する枠組みを、関係者と連携しながら積極的に共創していくことを目指しています。この考え方は、安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し、誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指すNECのPurposeにも合致しています。NECは、急速に進化するAI技術に対応し、AIガバナンスの継続的な改善のためのLiving Documentである「AI事業者ガイドライン」に賛同します。

 「社会価値創造型企業」であるNECは、新たなテクノロジーによって「安全・安心・公平・効率」の価値を提供し、社会課題解決への持続的な貢献に努めることで、「人が生きる、豊かに生きる社会」の実現を目指しており、「Truly Open, Truly Trusted」をCEOメッセージとして掲げ、企業活動を推進していくことを広く宣言しました。

 「AI事業者ガイドライン」が目的とする、AIの安全安心な活用と、AIの便益の最大化は、このようなNECの価値観に合致するものです。NECはこれまで、AIの利活用に関連した事業活動が人権を尊重したものとなるよう、経済産業省が2021年7月に公表した「AI原則実践のためのガバナンス・ガイドライン」や国内外の法令・ガイドラインに基づき、コーポレートガバナンス体制とAIガバナンスに関する全社規程を整備するなど、AIガバナンスを運用してきました。NECは今後、「AI事業者ガイドライン」を適用したうえで、AIガバナンスの実施や運用等の浸透を加速します。

 NECは今後もAIの利活用に関する事業の推進にあたり、各国・地域の関連法令などを遵守し、従業員一人ひとりが、企業活動のすべての段階において人権の尊重を常に最優先なものとして念頭に置き、行動に結びつけていきます。

配信元企業:日本電気株式会社

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