長谷川博己主演の日曜劇場アンチヒーロー」(毎週日曜夜9:00-9:54※4月21日は夜9:00-10:09、TBS系)の第2話が4月21日(日)に放送される。同ドラマは、長谷川が7年ぶりに日曜劇場で主演を務める、日本の司法組織を舞台とした“逆転パラドックスエンターテインメント”。「正義の反対は、本当に悪なのだろうか」ということを視聴者に問い掛け、スピーディーな展開で次々と常識を覆していく。

【写真】雨に打たれ、絶望の表情を浮かべる北村匠海“赤峰”

長谷川は「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨正樹を演じ、明墨と同じ法律事務所で働く同僚弁護士・赤峰柊斗役の北村匠海、同じく同僚弁護士・紫ノ宮飛鳥役の堀田真由、パラリーガル・白木凛役の大島優子、東京地方検察庁の検察官・緑川歩佳役の木村佳乃、検事正・伊達原泰輔役の野村萬斎らが脇を固める。

■若手からベテランまで多彩な俳優陣が集結

さらに、「JIN−仁−」(2009年)をはじめ7作目の日曜劇場出演となる相島一之、「小さな巨人」(2017年)にて長谷川と共演歴のある神野三鈴の他、小松利昌、近藤公園、松角洋平、馬渕英里何、宮尾俊太郎、山本浩司、吉永秀平と名バイプレイヤーが集結。

また、林泰文、安藤彰則、井上肇、内村遥、河内大和、迫田孝也、須田邦裕、砂田桃子、高木勝也、谷田歩、珠城りょう、馬場徹、和田聰宏、渡辺邦斗が「VIVANT」(2023年)以来の日曜劇場への出演を決めた。

そのほか、近藤華、山下幸輝、渡邊圭祐、沢村玲、十文字陽菜、田中真琴、搗宮姫奈、諸星すみれといった若手俳優陣や、各方面で活躍中の岩田剛典、朝夏まなと一ノ瀬ワタル、s**t kingz・小栗基裕、田島亮、浪川大輔早見あかり、前原瑞樹、水野勝が日曜劇場に初出演する。

■これまでの放送では――

明墨は、町工場で起きた殺人事件の被告人・緋山啓太(岩田)の弁護を担当することに。事件の被害者は社長の羽木朝雄(山本)。第一発見者は同従業員の尾形仁史(一ノ瀬)だった。

現場に残された被告人の指紋、防犯カメラの映像、被害者の爪の間から検出された被告人のDNA、目撃証言など、複数の証拠がそろう中、明墨は「証拠の数は多ければ多いほどいい」となぜか余裕の表情。

赤峰は“どうやって減刑を取りにいくか”が争点になると考えるが、明墨の目的は“減刑”ではなく“無罪”を勝ち取ること。弁護士であることを明かさずに尾形に接触し弱みにつけ込んだり、被害者の幼い息子を証人として召喚するなど、利用できるものは全て利用し、検察側を追い込んでいった。

■第2話では――

町工場の社長殺害事件における、検察が提出した新証拠に揺れる公判。しかし、明墨は過去の殺人事件の裁判記録を調べ上げ、ある仮説を立てる。

一方、弁護士としての正義に揺れる赤峰は、拘置所の緋山に会いに行く。緋山は本当に無実なのか、それとも…。

――という物語が描かれる。

■ついに判決…裁きは誰に下されるのか

公式HPなどで公開されている予告動画では、「裁判はまだ終わっていません」と緑川に対峙する明墨の姿や、「あなたの無実を証明するために僕たちは動いているんですよね」と不安げに訴える赤峰の姿などが描かれている。

また、「罪を犯した人間は当然きちんと裁かれるべき…でしょう?」と告げる緑川、「うるさいよねぇ」と不敵な笑みを浮かべる伊達原の姿も。

さらに、赤峰が傘も差さず雨に打たれぼうぜんと立ち尽くす姿や、「先生の正義がどこにあるのか、僕には分かりません」と悲痛な面持ちで訴えるシーンも。

最後には、「罪なき人の人生を奪ってしまう…それだけは絶対にあってはならない」と法廷で声を荒げる明墨の姿なども映し出されている。

第2話放送を前に、SNS上では「どんな判決になるのか…」「今後の展開が全く読めません」「狂気じみた長谷川さんたまらない」「まるで映画を見ているみたいに引き込まれる」「久しぶりにハマる予感」といった声などが上がり、話題となっている。

アンチヒーロー」第2話は、4月21日(日)夜9:00よりTBS系にて放送。

日曜劇場「アンチヒーロー」第2話では、町工場社長殺害事件の判決が下される/(C)TBS