タレントの叶姉妹が16日、オーディオストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World(ファビュラスワールド)』を配信。「自分の常識を押し付けて、理不尽に怒鳴ってくる人」への対処法を語った。

○相手と同じ土俵に上がらない

この日の配信では、「大勢の人の前で怒鳴られた」という母親の悩みを紹介。相談者は、保育園で娘がおもちゃの取り合いでトラブルになったと明かし、「娘に話を聞いていると、相手の母親が、“あなたの子が悪いのに、なんで怒らないんだよ!”と怒鳴ってきた」と吐露。「怒る前に本人の言い分を聞きたい。怒るとしても人前では怒りたくない」と伝えたが、「あなたの子育ては甘い」などと言われ、「私もカッとなって言い返したが、自分の常識を押し付けてくる人に何を言っても無駄だと思った」とこぼした。

「大勢の人の前で怒鳴られた」という体験に、恭子は、「まあ、私なんか怒鳴られたら泣いちゃうわね」と苦笑い。美香が、「お姉さんは、大勢の前で怒鳴られたり、常識を押し付けられることはないですもんね」と語ると、「だったらしてみたら? って思いますよね」と含み笑いしながら、「そういうときには、“そうですか”で済ませる。もっと食ってかかるようであっても、“そうなんですね”で済ませる」と真剣にアドバイスした。

続けて、恭子は、「カッとなって言い返すこと自体が、同じ土俵に上がるということ」だと指摘し、「あなたのような方と時間を潰すような無駄なことはしませんし。同じ土俵じゃないんですよっていうことを、“そうですか”、“そうなんですね”の二言だけで済ませる。それでも追って来るような人は、他の方の目がね。“まあ、恥ずかしい”って思われますよ」と説明。相手と同じ土俵に上がらないために、「カッとなることは、なるだけ避けていったほうがいい」と自身の考えを伝えた。

また、恭子は、“そうですか”の言い方について、「ほとんど後ろ向きから、ちょっと振り返るぐらいで言う。真正面からじゃなくて、帰りがけぐらいな感じで」「斜め45度ぐらいでお顔が見えて、その人の目も見ない。目を合わせないで、“そうですか”って言ってさっさと前を向いて行く」と詳しく解説。最後は、「本当は何も言わないで、“さあ、行きましょう”って言って、無視するのが一番いい。簡単な言い方をすると、相手にしない」と冷静でいることが大事だと語っていた。

【編集部MEMO】
叶姉妹の叶恭子と叶美香がリスナーから寄せられた悩みに本音で向き合い、独自の視点で答えていくSpotifyオリジナルポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World』。2021年8月にスタートし、毎週火曜日の18時頃に配信されている。番組開始前、叶姉妹は「私達のトーク番組をSpotifyで始めることになりました。私達の愛する大切な皆さんから寄せられる人生の様々なお悩みに、いつものように真摯に向き合っていくつもりです。海外でいま人気となっているポッドキャストというメディアで、私達の愛する大切な皆さんと、これまでにない方法で、さらに皆さんとの心のつながりが深くなると嬉しいです。世の中が見えない危険にさらされて急速に変化する不安定な現在ですが、アメージングでファビュラスな日々をご一緒に、この番組をぜひ楽しんでくださいね」とコメント。配信されるたび、リスナーからは「元気出る」「心が豊かになる」「癒しのひととき」「ズバッと言うのがすごく好き」「人間関係に悩んだらオススメ」といった声がSNSに書き込まれている。

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