ひまわり乳業が販売しているパックの乳飲料が、X（旧Twitter）で注目を集めています。一見、普通においしそうな乳飲料に見えますが……？
話題になっているのは、「とろみ ひまわりミルク」「とろみ ひまわりコーヒー」の2商品。これらの商品の特徴は、その名の通り“とろみが付いた乳飲料”であるという点。ひまわり乳業によると、誤嚥防止と風味を両立させた、日本初となる「とろみ」付きのミルクとコーヒー牛乳とのことです。
そんな商品の有効性を、作業療法士の竹林崇さんがXで「これは良い！」「必要な方に届いて欲しいです」と紹介したところ、たちまち話題に。
竹林さんは、脳卒中などの病気を患ったあとや高齢になるにつれて「飲み込む力」が低下し、食事中にむせてしまったり誤嚥しやすくなることを紹介（誤嚥＝飲み込んだ食べものなどが食道ではなく気道・気管に入ってしまうこと）。なかでも誤嚥は肺炎の原因になったり命に関わる危険性があるのですが、とろみが付くことで飲み込みやすくなり、そのリスクを下げてくれるそうです。
該当投稿はXで5000件超のいいねを獲得しました。「牛乳ってかなりとろみ剤溶けにくくて困った記憶がある」「牛乳にとろみをつけるのは非常に手間がかかる」「牛乳はとろみがつかない」と、牛乳にとろみ付けをした経験者から共感の声が寄せられています。
他にも「とろみをつけると味が変わるので整ってるのはいいですね」「風味そのままという点がいい。味がぼやけがちだから」と味が整っている利点を喜ぶ人もいました。うれしい企業努力ですね。
とろみ ひまわりミルクととろみ ひまわりコーヒーは、高知県下の量販店や、ひまわり乳業オンラインショップで購入できます。
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