ジュビロ磐田のFWジャーメイン良の勢いが止まらない。

20日に行われた明治安田J1リーグの第9節アビスパ福岡戦に先発すると、47分までに2ゴールを記録。チームは2点のリードを守れず引き分けに終わったが、ジャーメイン自身は得点ランク首位を独走する9試合9得点となった。

30分に決めた1点目は松本昌也からのクロスを頭で合わせ、47分の2点目は平川怜が放ったヘディングシュートのこぼれを得意の左足で押し込んだ。

この試合の前日19日に29歳の誕生日を迎えたばかり。ただ2点目の直前にヘディングでゴールを狙った平川がこの日24歳の誕生日だったこともあり、「あいつの誕生日ゴールを奪っちゃった」と謙遜した。

昨年J2でキャリアハイとなる31試合9得点を決めたが、J1では特別指定の2017年を含む6シーズンで111試合11得点だった。それが今季は9節を終えて早くも9ゴールに。好調の要因について自身は、「シュートのフィーリングが良く、練習のときからあまり枠を外さなくなってきて、自信もついてきたし、感覚も良くなってきたというところが要因の1つかもしれません」と分析する。

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2点差を追い付かれる展開だっただけに「勝たなければいけないゲームだった」と反省の言葉も口にした。それでも自身は充実のシーズンを送っており、「これを続けていくことが、最終的にもしかしたら得点ランクのトップに立つことになるかもしれないし、それを自分はやり続けたい」と前を向いた。

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