U-23アジアカップ（パリ五輪アジア最終予選を兼ねる）に臨んでいるU-23日本代表は、初戦で中国を1－0と下し、グループステージ第2節ではUAEに2－0と勝利。2連勝と好スタートを切って迎える4月22日、グループB首位通過を懸けて韓国と対戦する。
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両チームともに2勝0敗、3得点・0失点と同じ成績ですでに決勝トーナメント進出を決めているが、ライバルは日韓戦に向けて危機感を持っているようだ。韓国のサッカー専門メディア『FourFourTwo』が、次のように展望している。
「日韓戦では最後まで集中力を維持することがポイントだが、体力的に優勢なのは日本だ。韓国はグループステージ第2節で、初戦から先発メンバーを代えたのは3名のみ。加えて、中国との試合ではシグ・ギョングァンが負傷し、ビョン・ジュンスは警告累積により日本戦に出場できない。アン・ジェジュンもまだコンディションが完璧ではない」
コンディションの比較として、『FourFourTwo』は日本の状態も詳細に伝えている。
「一方、日本は中国との初戦のあと、UAE戦ではなんと7人もスタメンを変更した。韓国に比べ、大胆なローテーションだ。 また、日本は試合翌日にはトレーニングを中止し、休養を取った。ローテーションの幅も大きいのに、試合の翌日に完全な休息を取ったのだ。韓国も試合翌日はコンディション回復の練習メニューだったとはいえ、様々な面で日本のほうがより多くの休息時間を確保できている。重要な一戦に向けて体力的に優位に立っているのは日本だ」
グループBを1位突破した場合、決勝トーナメントで対戦するグループAの2位はまだ決まっていない。一方でグループBの2位通過チームは、グループAの1位を確定させたカタールと戦う。「カタールの戦力は悪くないし、ホームのアドバンテージを持っているため難しい対戦相手となる」（『FourFourTwo』）だけに、首位通過で開催国との対戦を避けたいところだろう。
3位以内に与えられるパリ五輪出場権を獲得するためにも、大一番となる日韓戦。果たして、コンディションの差は試合にどう影響するだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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