中国野生動物保護協会が19日に発表したところによると、ジャイアントパンダの国際保護協力を強化し、その保護技術の交流を促進し、保護と管理レベルを向上させるため、中国野生動物保護協会と米国のサンフランシスコ動物園は同日、北京で「ジャイアントパンダ国際保護協力意向書」に署名しました。双方はパンダの国際保護協力の要求と技術基準に基づき、前期の準備を積極的におこない、協力契約書の早期調印を推進し、2025年に1組のパンダサンフランシスコ動物園に到着することを確保することで合意しました。

サンフランシスコ市長室はプレスリリースで、ジャイアントパンダサンフランシスコ動物園にやってくることを歓迎し、サンフランシスコの市民はとても興奮していると表明しました。

前回、ジャイアントパンダサンフランシスコを訪れたのは1984年から1985年までで、ロサンゼルスオリンピック開催期間中、2頭のジャイアントパンダ「永永」と「迎新」がサンフランシスコ動物園に短期間貸与され、その間に集まった観光客の数は同動物園の平均観光客受け入れ数の4倍を上回ったとのことです。

北京動物園のエンジニアは今週サンフランシスコに到着し、サンフランシスコ動物園のエンジニアと一緒にパンダ生息関連施設の建設を検討します。現在、米国にはジャイアントパンダが4頭しか残っておらず、すべてアトランタ動物園にいます。そのレンタル契約は今年後半に期限切れとなります。(提供/CRI)

中国野生動物保護協会と米サンフランシスコ動物園は19日、「ジャイアントパンダ国際保護協力意向書」に署名しました。写真は日本から中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地に戻ったシャンシャン。