武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(東京都西東京市、学部長:伊藤 羊一)と惺山高等学校(山形県山形市、校長:関 義人)は4月22日(月)、相互に連携・協力することに合意し「アントレプレナーシップ教育に関する協定」を締結しました。 
本協定締結により、相互に連携・協力してアントレプレナーシップ教育を行うことにより、山形の起業人材の育成を推進します。

※アントレプレナーシップ(起業家精神)とは、高い志と倫理観に基づき、失敗を恐れずに踏み出し、新たな価値を見出し、創造していくマインドを指します

4月22日に山形県山形市で行った協定締結式 (左から、株式会社リクルート木村健太郎氏、伊藤羊一学部長、惺山高校生徒2名、佐藤孝弘山形市長、関義人惺山高等学校長)

【本件のポイント】

  • 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部と惺山高等学校がアントレプレナーシップ教育に関する協定を締結

  • 惺山高校商業科ビジネスコースとの合同授業の実施などを通じて、山形の起業人材の育成を推進する

【本件の内容】

武蔵野大学アントレプレナーシップ学部は2021年4月に開設し、これまで起業家の輩出や学生起業プレゼンイベントの開催、東京都と連携した海外スタートアップとのインターンシッププログラムの実施をはじめとするグローバルアントレプレナーの育成など、アントレプレナーシップ精神を持つ人材の育成に努めてきました。

一方の惺山高校は、2018年改訂の新学習指導要領で焦点を当てられている「探究活動」に取り組む中で、高校生活という限られた視点だけでは解決策がなかなか深まらないという課題を抱えていました。そして高校生の地域課題解決の意欲を持続的な活動に変えるためには、「起業」を念頭にしたビジネスプランの作成等の具体的な取り組みが必要不可欠と考え、商業科ビジネスコースの授業「課題研究」の中で「アントレプレナーシップ教育」を実施することとなりました。

以上の経緯を踏まえ、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部と、同じく高校生向けにアントレプレナーシップ・プログラムを提供する株式会社リクルート、そして山形市商工観光部産業政策課のサポートの元、アントレプレナーシップ教育に取り組むこととなりました。

【協定締結概要】

【惺山高等学校について】

1919年に山形市に開設された渡利裁縫塾を起源に持つ、創立103年目を迎える高等学校。1962年竹田女子高等学校を開設し、1987年に男女共学の山本学園高等学校、創立100周年を迎えた2022年に惺山高等学校へと名称を変更。2017年には新校舎が完成し、山形県ではじめて全館Wi-Fiを完備したほか、2019年度より全校生徒にタブレットGoogle Chromebook」を導入し、「世界とつながる、仲間とつながる、社会とつながる」をテーマに、ICTを使用して主体的・対話的学びを求めた学習活動を行ってきた。高等学校が新カリキュラムとなった2022年度には、Adobe Illustratorを使用したグラフィック授業や、Clip Studioを使用したアニメーション授業など、ICTを活用した授業を追求。現在さらに新しいカリキュラムを導入するための準備を行っている。

【関連リンク】

武蔵野大学アントレプレナーシップ学部:https://emc.musashino-u.ac.jp/

■惺山高等学校:https://www.seizan.ed.jp/

■高校生Ring アントレプレナーシップ・プログラム(リクルート):https://www.recruit.co.jp/entrepreneurship/

武蔵野大学について】

武蔵野大学武蔵野キャンパス

1924年に仏教精神を根幹にした人格教育を理想に掲げ、武蔵野女子学院を設立。武蔵野女子大学を前身とし、2003年に武蔵野大学に名称変更。2004年の男女共学化以降、大学改革を推進し13学部21学科、13大学院研究科、通信教育部など学生数13,000人超の総合大学に発展。2019年に国内私立大学初のデータサイエンス学部を開設。2021年に国内初のアントレプレナーシップ学部を開設し、「AI活用」「SDGs」を必修科目とした全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」をスタートさせる。2023年には国内初のサステナビリティ学科、2024年には世界初のウェルビーイング学部を開設。2024年の創立100周年とその先の2050年の未来に向けてクリエイティブな人材を育成するため、大学改革を進めている。

武蔵野大学HP:https://www.musashino-u.ac.jp/

配信元企業:学校法人武蔵野大学

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