強盗・泥棒・不法侵入

ゴールデンウィークや夏休みを前に、旅行を計画している人も多いだろう。そんななか、ある女性の体験談が世間の注目を集めている。アメリカの『NEW YORK POST』や『FOX』が報じた。

 

■楽しみにしていた旅行が一転

フロリダ州に暮らすローラ・シリングさんは先日、母親と娘のほか3人の友人とともに、ケンタッキー州のレキシントンへ旅行に出かけた。

一行はAirbnbで宿を予約し、馬の競技会などをかなり楽しみにしていたが、その旅行は恐怖体験で幕を閉じることになってしまった。

ローラさんたちが宿に到着すると、なぜか玄関ドアが開けっ放しになっており、念のため部屋の中をくまなく調べたという。

 

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■娘が「窓が開いていて怖い」

しかし何も不審な点はなく、ローラさんはAirbnbを利用するのは初めてだったこともあり、当時は「単なるオーナーの閉め忘れかな」と思っていた。

その後、すべての窓やドアを施錠し、食事のため外出。帰宅して夜11時半頃に就寝準備をしていたところ、娘のひとりが「部屋の窓が開いていて怖い」と言いに来た。

ローラさんと母親が娘の部屋を調べに行くと、窓の鍵が開けられていたうえ、ガラスにひびが入っていたそうだ。

 

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■宿の近くに不審車両

怯えた一行を、さらなる恐怖が襲う。ローラさんが開いた窓から外を見てみると、宿のすぐ近くにスモークガラスの不審車両が1台停まっていた。

ローラさんが発見したことに気が付くと、車はすぐに走り去って行ったため、オーナーに連絡して事情を説明。間もなくしてオーナーが駆け付け、不法侵入の形跡がないかをともに調べたものの、怪しい点は見当たらなかった。

 

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■急遽ホテルを予約

その後、ローラさんとオーナーは警察に通報。念のため以降の宿泊をキャンセルし、ホテルを予約するよう指示を受けた。

ホリデーシーズンとなるこれからの時期、手ごろな値段で良い宿を探せるAirbnbを利用する人も多いだろう。またAirbnbでなくても、海外のホテルは物騒な話題も多い。何か不審な点がある場合はオーナーやホテル側に相談するなど、危機感を持っていたほうが身のためだ。

Airbnbで予約した宿に何者かが不法侵入か 利用客が明かす恐怖体験