宮沢博行衆議院議員

 自民党安倍派の宮沢博行衆議院議員が、さきほど額賀衆議院議長に「議員辞職願」を提出しました。

【映像】辞職願を提出した宮沢博行衆院議員

「今回私の不祥事が重なりまして、議員を辞職する決意をし、先ほど議長に辞職願を提出してきたところでございます。改めて国民の皆様に深くおわびを申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」(宮沢衆議院議員

 宮沢議員は、「議員辞職願」を提出したあと記者団の取材に応じました。ただ、辞職の理由とした不祥事の内容については、「まだ確定的なことは話せない」と述べました。その上で、安倍派の政治資金パーティーをめぐる不記載の資金を「不祥事に支出したということでは断じてない」と強調しました。

 関係者によりますと、25日発売の週刊誌で、自身の女性問題が報じられることを受けて辞職することを決めたという事です。辞職は25日の衆議院本会議で許可される見通しです。

 宮沢氏は、現在4期目で、2021年の衆院選では選挙区で落選し比例で復活当選しています。安倍派の裏金問題をめぐり、防衛副大臣を辞任し、「しゃべるな!しゃべるな!これですよ!」と派閥からの指示があったことを暴露し、話題となりました。(ANNニュース)

自民党・宮沢博行衆院議員、議員辞職願を提出