YouTuberとして活躍するみこぴさん。


お人形のようなドールフェイスに憧れて整形に踏み出し、今までに費やした課金額は1000万円を超えています。


もともと面長だったという彼女が、顔の系統を大きく変えたのは、上顎と下顎の骨を切って、3次元的に動かし骨格を変える施術ルフォーSSRO。


満足度が1番高かった一方、当時は「死にたいと思うくらい辛かった」そう。その理由や、整形を繰り返す中で得たノウハウ、今後の展望を語ってもらいました。


◆人生で1番辛い施術で理想の“ドール”顔に
――今までやった施術の中で、1番良かったものはなんですか?


「ルフォーSSRO(上顎と下顎の骨を切って、3次元的に動かし骨格を変える施術)ですね。元々は面長だったんですけど、物理的に顔を縮められる施術なので、ずっと憧れていたお人形さんのような童顔に近づけました」



ルフォーSSRO施術前、施術後



――整形前後で、印象が大きく変わったのですね。


「めちゃめちゃ変わりましたね。顔の下半分が大きく変わったので、数年ぶりに高校の恩師に会いに行った時に、目元でかろうじて私って分かるけど全体で見ると分からないね!と言われて、そんなに変化したのかと驚きました。第3者から見ても変化しているということが分かって嬉しかったですね」


――では、1番辛かった施術は?


「それも、圧倒的にルフォー。断トツです。私が骨を切る量を多くしてもらったというのもあるんですけど、術後がとにかく辛くてしんどくて……。


特に術後3日間は「死にたい」と思うくらい、耐えられませんでした」


――そんなにですか?


「口と鼻で息がほとんどできないので、私がお世話になったクリニックでは喉を気管切開をするのですが、気道から直接息ができていても口と鼻では息がほとんどできてないから、パニックになるんです。分かりやすく例えると、溺れていて苦しいのに意識があるし、死にもしないという感じですかね。


それに加えて、38度超えの熱が3日間続いて。その期間は入院していたのですが「これ死んだほうがマシじゃん…」と思っていましたね」



ルフォーSSRO施術直後



――壮絶すぎます…。


「気管切開の管が外れて、多少鼻と口で息ができるようになった後も、なにかあったらすぐにクリニックに行けるように5日間近くのホテルに泊まっていました。その時も寝るのがしんどかったですね。鼻が詰まって息ができなくて起きるので、1時間寝れたら良い方でした。今もう1回やれと言われたら多分できないと思います」


◆カウンセリングシートは簡潔に、加工アプリを駆使
――病院選びのコツを教えてください。


「あまりおすすめはできないのですが、私、基本的にどの施術もカウンセリングは1件しか回ってないんですよ。すごく優柔不断で、いろいろなことを言われるとわからなくなっちゃうなと思うので、カウセリングを1件行く前から絞るようにしていて。とにかく金額・症例・先生の人柄・口コミをリサーチしています。


基本的にカウンセリングでしゃべってみて、その気持ちが揺らがなければ即決しています。いいか悪いかは分からないんですけど、私結構昔から直感が働くタイプで、人生の大きな選択事を直感で決めてきた人間なんで、整形も病院選びも、事前にリサーチして、実際に話を聞いてみて、“ここがいい”と思ったところを直感的に選ぶようにしています。しっかりリサーチができていれば絶対いっぱい回らなくちゃいけないみたいな感じはないんじゃないかなと思いますね」


――なるほど。それからみこぴさんはカウセリングにいく時にカウセリングシートも作られていますよね。


「そうですね。内容は自分の顔を使ったBefore・Afterの写真と、こうなりたいという理想を記載しています」



カウンセリング資料



「希望の変化として自分以外の写真を持って行く方もいると思うんですけど、自分の顔に合ったものじゃないとイメージしづらかったり、なれる・なれないはやっぱりあると思うので、私は自分の写真を理想に加工して持って行くようにしています。それから“絶対ここだけは、こうしてほしい”というところを一言、二言簡潔に書くようにすること。大きな施術でなければ、それを1枚のカウセリングシートにまとめて、持っていく感じにしています。できる限り簡潔にまとめるのがコツだと思います」


◆整形して変わった人生



――整形後に内面的に変化したことや良かったことがあれば教えてください。


「昔から憧れていた表に出る仕事ができるようになりました。整形前は、顔で諦めることが多かったんですけど、整形したことで顔を出してYoutubeTikTok発信できるようになって。ファッションを楽しめるようになったのも含めて、前向きに、自信を持てるようになったのは良かったなと思います」


――整形してから周りの反応が変わったりはしましたか?


「昔の友達に関しては、そこまで変わらないです。元々高校生の時から整形していることをクラスの全員が知っていたぐらい、大々的に言っていたので。


ただ、新しく会う人に対しては『昔の顔のままで会ってたら、今の態度じゃなかったんだろうな』みたいなことは、結構あります。整形に抵抗がある人もいるので、ある程度仲良くなったら『整形しているんだよね』と話すようにはしているんですけど、そういう話をすると『実は私もちょっとしてるんだ』とか『私もすごい悩んでるんだけど…』と相談されることもあって。そういった面では周囲の反応は変わったなと思います」


◆全力でやれば変われるという希望
――美容整形を受ける前の自分や、これから美容整形を受ける人に伝えたいことはありますか?


「整形する前は本当にかわいくなれるのかとか全くわからなかったし、失敗したらどうしようみたいなこともすごく考えていたんですけど、今だから言えるのはあの時勇気を出したおかげで人生が変わったということですね。


前向きに生きれるようになったり、当時からは考えられないようなことに挑戦できていたり、整形してよかったと思える今があるので、そのまま突き進んで欲しいというのは昔の私には伝えたいですね」


――当時のみこぴさんが勇気を出したからこそ今があるんですもんね。


「そうですね。あと、整形について発信していると本当に自分の顔が嫌で整形しても可愛くなれる気がしない…という相談を送ってきてくださる方もいるのですが、私のビフォーアフターを見ていただければ、こんなに変われる可能性があるということを知っていただきたいです。


お金を貯めたり、ダウンタイムを乗り越えたり、大変なことはあるけれど、それを乗り越えて、全力でやればが「これだけ変われるんだ」と、少し勇気をもらえるんじゃないかなと思います。顔の系統を変えることを含めて、頑張れば理想に近づけるということを、私の変化を見て勇気持ってもらいたいです」



――素敵です。ちなみにSNSで整形前後の自分について発信しているのはなぜなのでしょう。


「自分が初めて整形をした頃って、今ほどSNSも盛んではなかったので、情報収集をするのも難しいし、誰に相談すればいいのかも分からなかったんです。だから、自分がリアルな体験談とかをSNSとかで発信することで、ちょっとした安心材料にして欲しいというか、整形初心者の方が間違わないようになるための、ちょっとした指標にしてもらえたらなと始めました。


あとは元々表舞台に憧れていたからYouTubeを始めたという安直な理由もあるんですけど、やっているうちにお礼の言葉や相談事、嬉しい言葉もいただけるようになって、私の体験談で役立つ人や安心できる人がいるんだったら、それはすごくいいことだなと思って発信しています。元々私は別に周りに整形を隠しているタイプではなかったので、整形をもう全国的に発信しても別にいいんじゃないかと思ったのもありますね」


――今後も整形は続けますか?


「骨切りに関しては、輪郭3点をもう1度やって、もう終わりたいなと思っています。1回目はナチュラルな変化を求めてやって、それで満足していたんですけど、ルフォーをやって顔が縦に短くなったことで余白が気になるようになっちゃって。なりたい顔の方向性がしっかり定まった今、より理想に近づくための最後微調節みたいな感じでやろうと思ってます。


それをやった後も、続けていくとは思います。もはや趣味みたいなもので苦ではないし、もっとドールに近づきたいので、まだまだ終わらないです」


――最後に今後の展望を教えてください。


「今後はまだ整形を続けていくと思うので、それをゆるゆると発信しながら、皆さんの悩みに寄り添えたらと思っています。あとは、整形だけじゃなくて、昔からものづくりとか、絵を描いたりすることがすごく好きなので、ゆくゆくは自分のルッキズムに対するものをコンセプトにした作品作りをしたいなと思っています。今はまだ整形が終わっていないので働きまくりますけどね!」



過去作品



――冷静で真面目なみこぴさんらしいですね。


「本当は今すぐにでも、ものづくりをやりたい気持ちはあるんですけど、私の中で1番軸になってるのがやっぱ整形だし、そこを我慢して他のことをやるのって、私的にも多分ストレスだと思うんです。いろいろなことをやると、多分私は全部中途半端になっちゃうと思うので、当分は整形の発信をしていきたいなと思います」


【顔面課金みこぴちゃん!!】
YouTubeやTikTokなどのSNSで自身の生計体験を発信している。ドールになるため1000万かけて整形中。
YouTubeTikToknoteX(旧 Twitter)



【瑞姫】1994年生まれ。奈良県出身。エンタメメディアでの芸能ライターとしての経験を経て、フリーランスのライターに。主にエンタメ・トレンド系の取材・インタビューを中心に、恋愛コラムの執筆を行っている。フォロワー数4.5万人のTwitterでは恋愛・美容系について発信する、インフルエンサーとしても活動中。漫画と散歩と猫が好き。
Twitter:@mizuki32k



ルフォーSSRO施術前、施術後