22日、AFCフットサルアジアカップグループC最終節が行われ、フットサル日本代表はフットサルタジキスタン代表と対戦。1-1で引き分けに終わった。

グループ3位で迎えた日本は勝利すれば2位以上が決定する中、日本は立ち上がりから攻め込んでいくが、相手GKの攻守に阻まれるシーンが。それでも12分に左サイドを金澤空(名古屋オーシャンズ)が仕掛けると、石田健太郎(バルドラール浦安)が合わせてゴールを記録。しかし、26分に失点。終盤はパワープレーにも出たが、シュートがクロスバーに直撃するなどゴールを奪えず、1-1のドローに終わった。

この結果、アジアカップからの敗退が決定するとともに、今年9月にウズベキスタンで開催されるフットサルワールドカップ(W杯)の出場権も逃すこととなった。

日本はこれまでアジアカップで4度優勝しており、2022年の前回大会は優勝。連覇を懸けて戦う大会だったが、1999年に出場して以来、史上初のグループステージ敗退となってしまった。

アジアサッカー連盟(AFC)は日本の早期敗退に「アジアのフットサル史上最大の衝撃の1つが生まれた」と伝えている。

フットサルW杯では2016年にも出場を逃していたが、2021年はベスト16の成績を収めており、5度目の出場を逃すこととなった。