懐かしの“くるくる定規”こと「スピログラフ」を使って、美しい幾何学模様を描く動画がTikTokに投稿されました。当時の記憶をよみがえらせる懐かしさが反響を呼び、記事執筆時点で1330万回以上再生されています。

【画像】スピログラフで描いた模様

万華鏡のような模様が現れる「スピログラフ

 投稿者は、さまざまな種類のスピログラフで模様を描く動画を公開している「Donkey knight」。

 スピログラフとは、幾何学模様を描く定規の一種。円周を動く歯車状のプレートにペンを通し、回転させるように動かすと、まるで万華鏡のような美しい模様を描けるアイテムです。

 日本では、かつて「お子さまランチ」のおまけのおもちゃの定番商品の1つでした。現在も100円ショップや玩具店、文具店などで購入できます。

プレートによって異なる模様

 動画ではまず、さまざまな形がくり抜かれている歯車の“長方形”の枠にペンを当て、その形にそって動かします。すると、いくつもの長方形が一筆書きのようにつながり、円状に描かれていきました。

 歯車の種類とペンの色を次々に変え、さまざまな模様を描く投稿者。見ているだけでも心地よい感覚があり、時間を忘れて見入ってしまいます。自分で描いたらもっと気持ちいいんだろうなぁ……!

●「懐かしい!」「持ってた!」の声続出

 動画のコメント欄には「これ持ってました」「30年前によくやってたなー」「懐かしい……50年前の記憶」「小学校の頃自主学習ノートの宿題が出て、これ書いてみんなで提出してたの懐かしい」など、スピログラフを懐かしむ声が多く寄せられています。

 また、投稿者のようにスムーズに描くのは難易度が高いようで、「意外と難しいやつ」「途中で手の感覚へんになる」「一周目と最後がわからなくなる」「これ途中で、勢いつけすぎて失敗すんよね。それでいつも、キーーってなってた」といったコメントも寄せられています。

どんな模様ができるかな?