「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」の第1弾特報映像が公開された。テレビアニメ「忍たま乱太郎」でもおなじみの楽曲「勇気100%」のイントロで幕が上がるも、普段の「忍たま」とは異なる、シリアスな雰囲気となっている。

忍たま乱太郎」劇場版最新作となる今作は、テレビシリーズの脚本を手がける阪口和久が執筆した「小説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師」を映像化。「土井先生が行方不明になる」という衝撃の展開から、激闘と絆の物語がつづられる。

タソガレドキ忍者・諸泉尊奈門との決闘に向かった後、土井先生が消息を絶ち、忍術学園の山田先生と6年生たちは土井先生の捜索にあたる。一方、何もしらない「一年は組」の生徒たちは、いつも通りに過ごしていたが、平穏な日常に“白き闇”が忍び寄る。

第1弾特報は、行方不明になった土井先生の代わりにタソガレドキ忍者・雑渡昆奈門と諸泉尊奈門が一年は組の教室に現れ、乱太郎きり丸しんべヱらが驚く場面を収めている。さらに「土井先生はどうしたんですか?」というきり丸の声が響き、「忍術学園に迫る白き闇」という言葉とともに白装束の男の姿が映し出される。

映像の最後には、きり丸が「土井先生はどうして僕のことを気にかけてくれるんですか」と土井先生に問いかける場面も描かれる。忍術学園の休み中は土井先生に世話になっているきり丸。2人が暮らす長屋で、うつむくきり丸を前に、穏やかな表情を浮かべる土井先生の姿が印象的だ。

「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」は、「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園全員出動!の段」を手がけた藤森雅也が監督を務め、原作著者である阪口自ら脚本を担当。アニメーション制作は、テレビシリーズから引き続き亜細亜堂が担う。12月公開。

第1弾特報が公開 (C)尼子騒兵衛/劇場版忍たま乱太郎製作委員会