モロッコ沖の大西洋に位置するカナリア諸島。海に囲まれた島々には固有の生物も多く、スペインにある13の国立公園のうち、4つがこのカナリア諸島にあるそうだ。
そんな豊かな自然を持つ島々の一つ、ラ・ゴメラ島の海にはトビエイの仲間たちがいて、漁師さんたちや島の住人たちから、魚やエビのおこぼれをもらいに来るんだ。
今回は10年前に話題になった映像が、再び海外のネットで取り上げられていたので紹介するね。
Manta,Manta y Ninos 2013 - La Gomera
最初の映像は2013年の8月に公開されたものだ。ラ・ゴメラ島の西海岸に位置する町、バジェ・グラン・レイ。そこにあるヴエルタス港の船着場で、ジョエルくんという男の子がエイに餌をやっているんだ。
バシャバシャと手で海面を打って合図をすると、エイたちがジョエルくんの目の前にやって来る。
ジョエルくんはエイの口に、手に持っていたエビを押し込んでやっているみたい。
「もっとちょうだい!」と、エイは大きく身をよじっておねだりするよ。
階段の上に顔のあたりを乗り上げて、オヤツをもらえるのを待っているエイ。なんとも可愛いしぐさである。
この船着き場の階段は、漁師さんたちが魚を捌くのに使っている場所でもあるんだそう。エイたちはそれを知っていて、おこぼれにあずかろうとやってくるんだって。
魚をさばいている漁師さんの後ろでじーっと待っているエイ。
今もエイたちはオヤツをもらいに来ているのかな、と思って探してみたら、TikTokにいっぱい投稿されていたので、そのうちの一つをシェアしておくね。
TikTokで動画を見る
エイと触れ合ってみたいお友だちは、カナリア諸島へ行ってみるといいかもしれないので、やりたいことリストに入れておいてはどうだろうか。
written by ruichan
※この記事はカラパイアの姉妹サイト「マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めたマランダーの方にも是非訪れてみてください。
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