2024年7月~11月、東京・大阪にて上演されるミュージカル『ビリー・エリオット ~リトル・ダンサー~』東京公演(10月)の詳細が解禁された。チケットは5月3日(金祝)より抽選先行受付開始。また、フレンズ&ファミリーチケットと学生券の販売も開始となった。
1980年代のイギリス北部の炭鉱の町を舞台に、ひとりの少年と彼を取り巻く大人たちの姿を描き、世界中を虜にした映画「BILLY ELLIOT」(邦題「リトル・ダンサー」)。ブロードウェイなど数多くの舞台作品を手掛けているスティーヴン・ダルドリーが初めて監督を務めた長編映画であり、2000年に上映されると全世界で高く評価され、50近い賞を受賞する大ヒット作品となった。 そして、05年にはリー・ホール(映画『ロケットマン』『キャッツ』)が脚本・歌詞、映画と同様にスティーヴン・ダルドリーが演出を担当し、そこにエルトン・ジョン(ミュージカル『ライオンキング』)が音楽で加わりミュージカル化され、世界中で大成功を収めた。ビリーの圧倒的なパフォーマンスと、作品の持つ巨大なエネルギーが評価され、06年には英国ローレンス・オリヴィエ賞4部門、09年にはトニー賞で10部門を獲得した。
日本では17年に日本人キャストによる初演が開幕。初演に向けて15年からビリー役の募集を開始し、約1年に渡るオーディションを経て選ばれたビリー・エリオットと、同じくオーディションで選ばれた大人キャストを迎え、およそ4ヶ月に渡る東京・大阪でのロングラン公演を達成。約16万人の観客を熱狂させ、菊田一夫演劇賞大賞や読売演劇賞選考委員特別賞など数多くの演劇賞を受賞した。 2020年には、新たなビリー・エリオットを迎え再演。新型コロナウイルスの影響による一部公演中止を乗りこえて、観客を再び感動の渦に巻き込んだ。
4月27日(土)には、2024年版ビリー役の浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一をはじめ『ビリー・エリオット』カンパニーが『Hibiya Festival 2024』劇場のショーケース「ステップショー」に参加決定。厳しいオーディションで選び抜かれたビリー役4人による 「エレクトリシティ」を、スペシャルバージョンで披露する。また、おばあちゃん役の阿知波悟美、トニー役の西川大貴を迎え、『ビリー・エリオット』の魅力についてトークする。
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