スーパーコンピュータスパコン)の実物を見学した子どもの素直すぎる声が、X(旧Twitter)で約1万7000件のいいねを集めるほど話題になっています。

【画像】子どもの素直すぎる感想

●まさかすぎる第4の選択肢

 話題になっているのは、筑波大学計算科学研究センター(CCS)の広報を担う公式Xアカウントの投稿です。

 スーパーコンピュータ「Cygnus」(2019年4月から運用)の一般公開に合わせて、子どもを対象とした見学会を実施したそうです。見学を終えた参加者に配ったアンケートの回答をチェックしていたところ、小学生とみられる参加者からの正直すぎる回答が目に止まりました。

 「スーパーコンピュータを見てどうでしたか?」という質問に添えられていたのは、「うるさい」の一言。用意された「すごい」「ふつう」「しょぼい」と3つの選択肢をスルーして、第4の選択肢を生み出している……!?

 スーパーコンピュータが生み出す膨大な熱に対処するべく、大量のファンが冷却システムとして絶えず稼働しており、それは「Cygnus」も例外ではありません。その騒音は整備担当者がイヤーマフや耳栓をして作業にあたるほどの爆音。大人でもつらいのに、成長途中の子どもには耐え難ったのかもしれませんね……。

 あまりにも素直で感情が乗った「うるさい」に、Xでは「自分で選択肢つくって、素直な感想を言って、利発そうな小学生ですね」「第4の選択肢を作るって発想に至るのがとても立派だ」など、自分の声を的確に表現した小学生を称賛する声が寄せられていました。

2019年4月から稼働しているスパコン「Cygnus」