2024年シーズンより「ABEMAベースボールリポーター」に就任した乃木坂46の黒見明香が、メジャーリーグベースボール(MLB)、プロ野球など“ベースボール”にかかわるさまざまな場所や人への取材を行う特別企画「黒見明香のABEMAベースボールリポート」の#2が、ABEMA野球公式YouTubeにて公開された。

【写真】「今永昇太投手編」の「黒見ノート」もチラ見せする乃木坂46の黒見明香

■「ロサンゼルス・ドジャース編」

黒見は、2023年シーズンのABEMAのMLB中継にたびたびゲスト解説として出演し、そこで選手の魅力や個性、プレーデータをつめこんだ直筆の「黒見ノート」の存在が明かされた。

今回、配信された動画では、その「黒見ノート」の中身がのぞき見できる企画で、まずは「ロサンゼルス・ドジャース編」と題し、2024年は打者に専念している大谷翔平選手と、新加入した山本由伸投手のデータを記している「黒見ノート」をのぞき見する。

まずは、大谷選手について、黒見は「SHOHEI選手、もうすぐくる~!」と活躍予想し、その理由を説明する。ノートのデータに目を落としながら、黒見は「開幕直後は、早打ちが多いのかな?と個人的に思っていたけど、試合を重ねていくごとに減っているように思う。それに加えて、最初はアウトコースに苦戦している姿もあったけど、逆方向への打球がだんだん増えてきたように感じています」とした上で、「大谷選手は6月が好調なイメージがあるけど、今年は5月から“くる”んじゃないかな?と期待してます」と予想した。

また、山本投手については「Quick×カーブ」とキーポイントをあげた上で、「プロ野球時代、“クイック投法”に変えた時に、『カーブの制球が安定しなくなった』と言われていたけど、MLBに挑戦してからはアウトハイにしっかり決まるようになったし、落差も大きくなった。あの落ちる球は、なかなか見たことがないです」と山本投手の“ヨーヨーカーブ”に太鼓判を押した。

さらに、黒見は山本投手のグローブの位置に注目し、「開幕戦では球種がバレづらいお腹のあたりにグローブがあったけど、今は胸のあたりまで上がってきている。球種がバレたとしても、打たれない自信があるのだと予想してます」と語った。

また、「今永昇太投手編」と題して、2024年シーズンからMLBに挑戦し、デビュー戦でみごと初勝利をあげたシカゴ・カブスの今永投手にまつわる「黒見ノート」もチラ見せする。

今永投手の注目ポイントとして、黒見は「今永投手のsplitter(スプリッター)??」と発表し、今永投手のMLBデビュー戦と第2戦の戦績を記録しているノートを眺めながら、スプリットの割合の変化に着目した上で、「第2戦目は、フォーシームで見逃し三振を取れるようになっていた。変化球の使い方でフォーシームが生きているのかな?と思います」と今永投手の球種のコンビネーションを絶賛した。

さらに、黒見は「黒見ノート」の中身を書き写したフリップに、さり気なく今永投手の似顔絵を添えると「がんばって描いてみました!」と照れ笑いしながらも、「ちょっと似てますよね!? みなさんには『似てる』って言ってほしい~!」と視聴者に向かって呼びかけていた。

ABEMA野球公式YouTubeにて公開された特別企画「黒見明香のABEMAベースボールリポート」/(C)AbemaTV,Inc.