中国・上海市で電気自動車(EV)が炎上する事故があった。中国メディアの新民晩報が伝えた。

報道によると、29日午後2時33分、同市の南浦大橋付近でEV1台が炎上した。駆け付けた消防隊によって同40分ごろに火は消し止められたというが、車体は骨組みしか残らぬほどに全焼。1人が負傷して病院に搬送されたという。

目撃者は、「運転席と後部座席に火が見え、煙が立ち上っていた。燃えるのが速く、出火してからすぐに全体に燃え広がった」と話している。なお、出火原因については現在調査中とのこと。


中国のネットユーザーからは「EVの出火は心配」「また新エネルギー車か」「7分で骨組みだけになるとか、燃えるのが速すぎ」「EVを買おうとしていたけど、考え直す」「EVで事故になるかはもう運次第。命が大事」「リチウムイオン電池を積んだ車には深刻な安全問題がある。ナトリウムイオン電池の方が安全で便利」などの声が上がった。(翻訳・編集/北田)

中国・上海市で電気自動車(EV)が炎上する事故があった。