タレントの清水ミチコが21日、フジテレビのトークイベント『久保みねヒャダこじらせライブ#41』の夜公演にゲスト出演し、ものまねへの失礼発言に思わずダメ出しを連発した。

○激似タモリ志村けんが2回連続登場|

漫画家の久保ミツロウ、コラムニストの能町みね子、音楽クリエイターのヒャダインによる同イベント。3回目の登場となる清水は、これまで出演するたびに3人にダメ出しをしてきたが、今回も随所にその場面が訪れた。

まずやらかしたのは、久保。清水が、やす子のものまねを披露すると「近ーい!(笑)」と言ってしまい、清水から即座に「あっ、“近い”って言うのやめて(笑)」と注意されてしまった。

「(言われたのが)私でまだ良かったですよ!」とフォローする清水に、「ごめんなさい! なんでこんなこと言っちゃったんだろう」「一番良くない形で口にしようというものが降りてきたんです」と焦る久保。しかし直後に、清水が藤井聡太八冠ものまねを披露すると、「めちゃくちゃ近、あっ」と再び失言が飛び出し、「ごめんなさい! なんでこの言葉選んじゃったんだろう」と猛省していた。

清水はほかにも、田中眞紀子、フジコ・ヘミング、黒柳徹子松任谷由実、桃井かおり井上陽水、森山良子、美輪明宏忌野清志郎小池百合子平野レミ室井佑月中森明菜などのレパートリーに、「三億円事件を自供する山口もえ」、さらには、サグラダ・ファミリア桜田門外の変という建物・歴史的事件の擬人化に至るまで、次々にものまねを披露。観覧客に、水を飲むと拍手をするように調教を施しつつ、会場を盛り上げた。

また、最近『久保みねヒャダ』以外もテレビ出演を解禁した久保が、ひな壇への苦手意識から「いっそMCをやったほうがいいんじゃないか」という発想に基づき、『踊る!ミツロウ御殿!!』プレイを行うことに。清水が山田邦子に扮し、前回のライブから連続出演となるタモリ激似のジョニー志村と、志村けん激似のレッツゴーよしまさも迎え、リアルエピソードトークを繰り広げたが、時折みのもんたを憑依させるなど独特のMCぶりに、「すごく嫌な気持ちになる(笑)」(清水)、「嫌な学級委員長の女になる(笑)」(ヒャダイン)と、概ね不評。

久保は「ここに立つと、やっぱり(明石家)さんまさんを責められないですね」としみじみ語り、清水に「“責められないですね”もおかしいよ(笑)」と謎の上から目線を指摘されたが、清水は自由奔放発言を放つ能町とヒャダインにも「そんなこと言っちゃダメでしょ(笑)」と、何度も注意していた。

○次回は槇原敬之登場「テレビに出るとしたら、絶対に」

夜公演のゲストなし3人トークでは、黄砂で絶不調も腰巻きで絶好調のヒャダイン、『説法GP』で煩悩だらけだった久保、解散したい能町、『久保みねヒャダ』ファンだったあばれる君すき家で出会った謎の推し活女性たち、ヒャダインでんぱ組.incへの思い…といった話題を展開。昼公演では、会場限定トークが繰り広げられた。

夜公演の模様は、5月5日まで追っかけ再生が可能(チケットは同日18時まで販売)。地上波放送は、5月11日、25日の深夜を予定している。また後日、同局の動画配信サービスFODで配信される。

次回のライブは6月30日に開催し、昼公演は門外不出の会場限定トーク。夜公演は有観客&オンラインで、ゲストに槇原敬之を迎えて行われる。ヒャダインによると、「マッキーは“僕がテレビに出るとしたら、絶対に『久保みねヒャダ』が最初だ”って言ってました」とのことだ。

また、ライブ終了後の楽屋での雑談連載を書籍化した『カウンセリングするつもりじゃなかった~久保みねヒャダこじらせ雑談~』が25日に発売。ヒャダインは「こんなに文章いっぱいある本、最近見たことないです」、能町は「対談だから読みやすい」とアピールし、久保は「目的をもって結末まで話をしてないので、このグルーヴ感を一緒に楽しんでもらえる一番高度に発達した知能を持ってるのはそう、あなたたち」と決めて呼びかけた。

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