落語家笑福亭鶴瓶が1日、東京・旧新橋停車場で行われた伊藤園の複合型博物館「お茶の文化創造博物館」「お~いお茶ミュージアム」のオープニングセレモニーに参加した。

【動画】『お~いお茶』イベント出演に困惑「間違って呼ばれたんじゃないか」 25年間『健康ミネラルむぎ茶』CM出演

 鶴瓶は1999年から25年間にわたって同社の「健康ミネラルむぎ茶」のCMに出演し続けているが、この日は「お~いお茶」のイベントということで「間違って呼ばれたんじゃないか」と笑いも誘い、「麦茶の方もどうぞよろしく」とアピールも欠かさない。

 伊藤園の創業60周年と「お~いお茶」の誕生35周年の節目にオープンする同所は、喫茶習慣の変遷をテーマとする2つの施設から構成された複合型博物館。お茶の歴史や製法、飲み方の変化をたどり、お茶を通じた日本文化の継承を目的としている。

 鶴瓶は「お茶はもともと薬として扱われていたようなところもあって、飲むというよりも粉を吸うという時代もあったわけです」と伝えながら、同所には「そういったことを体験、知ることができるコーナーもあって興味深い」と絶賛し、「様々なコーナーがあって面白いと思います」と呼びかけた。

 さらに、日本人は「お茶と離れてはいけないと思う」と持論を展開し、自身も「毎朝伊藤園のスティック型の緑茶を飲んでいる」と告白。すると、ともに登壇した市川團十郎から「あれ?麦茶は?」とイジワルな質問が投げかけられ、鶴瓶は苦笑いを浮かべながら「麦茶は昼」と切り返していた。

 セレモニーには鶴瓶とともにCMキャラクターを務める中谷美紀有村架純も特別ゲストとして参加し、テープカットなどの式典やトークを行った。

『お~いお茶』の出演に困惑したことを明かした笑福亭鶴瓶 (C)ORICON NewS inc.