プロ野球球団「オリックス・バファローズ」は4月26日、6月に開催するイベント「Bs オリ姫デー2024 supported by DHC」のビジュアルを公開。「オリメン投票2024」で選ばれた選手=オリメンたちがミュージシャンに変身した姿にSNSで反響が集まっています。これ、本当に野球選手……? 編集部は球団広報に話を聞きました。

【動画】撮影の様子

●「オリメン投票」とは

 「オリメン投票」は、オリ姫(オリックス・バファローズの女性ファン)たちが推し選手に投票し、その順位を決める人気企画。ここ数年は毎年異なる投票テーマが設定されており、2023年のテーマ「アイドル」は野球ファンの枠を超えて話題となりました。

 投票数が昨年の約2.6倍と大きく増加した2024年の投票テーマは「ミュージシャン」。投票開始時には、「ボールやバットを楽器に持ち替えて、球場のボルテージを上げてくれるオリメン選手」への投票が呼びかけられていました。

 この「オリメン投票」は毎年、その結果だけでなく、上位の選手がテーマに合わせて変身をとげた撮り下ろしビジュアルにも注目が集まっています。

 今回公開された「Bs オリ姫デー2024 supported by DHC」のビジュアルでは、上位10人の選手が5人ずつに分かれ2つのバンドを結成。いずれも、本物のバンドの「アー写」さながらの変身具合です。

 1位の山崎颯一郎投手をギターボーカルに据えた「#B_ROCK」は、黒を基調とした衣装がクールな雰囲気。ギターやドラム、ベースだけでなく、トランペット宗佑磨選手や、コントラバス廣岡大志選手がいるところからは、渋くかっこいい音楽性が伺えます。

 2位でキーボード宮城大弥投手擁する「#B_POP」は、カラフルで爽やかな衣装で、その名の通りポップな雰囲気。こちらにはDJの福田周平選手がおり、ダンサブルなナンバーを奏でる姿が目に浮かぶようです。今回のビジュアルでの担当パートは、球団担当者が各選手のイメージや個性と、ビジュアル全体のバランスを考慮して決めたのだとか。

 今回のオリメントップ10には、山下舜平大投手と廣岡大志選手が初のランクイン。両選手は、戸惑いながらも楽しんでビジュアル撮影に協力してくれたとのこと。撮影の様子は、球団公式YouTube「BsTV」と球団公式エンタメ有料サイト「BPB DX」で配信されています。

 オリックス・バファローズのX(旧twitter)の投稿には、「初見やとホンマに言われるまで野球選手やと思わへんよな」「どっちもほんとにいそうなところがすごい! オリックスさん天才!」「やっぱりオリックス広報ってレベル高いや 軽率に京セラドームいきそうになるもん」など、ビジュアルにさまざまな反応が集まっています。

 6月21日から23日の埼玉西武ライオンズ戦、6月25日から27日の福岡ソフトバンクホークス戦の6試合では、オリメン投票の結果を反映したイベント「Bs オリ姫デー2024 supported by DHC」が開催されます。「イベントやグッズについても、コンセプトに沿った展開を予定しています。バファローズファンの皆さんに『オリきゅん』してもらえるような企画を考えていますので、ぜひお楽しみに!」と球団広報。試合当日は、球場周りにドームライブのような装飾が施される他、「オリ姫ユニフォーム」の配布も行われる予定です。

野球選手がミュージシャンに変身!