2024年5月1日、韓国・YTNによると、韓国・京畿道始興市の高架道路建設現場で崩落事故が発生し、8人が重軽傷を負った。

記事によると、先月30日午後4時31分ごろ、始興市月串洞で建設中の高架橋が突然崩れ落ちる事故が発生した。この事故により50代の男性2人が重傷を負って病院に搬送され、6人が肩や足に軽傷を負った。重傷を負った2人は、8メートルの高さの橋脚の上で作業中に転落したとみられている。

記事は「同様の事故は過去にも起きている」とし、「1994年には約50人の死傷者を出した聖水大橋の崩落事故、昨年には2人の死傷者を出した亭子橋の崩落事故が発生した」と説明。繰り返される橋崩落事故について、専門家は「これまでに発生した建設工事の手抜き工事のほとんどはタイトな作業スケジュールが原因の根底にあるが、それについてはあまり議論されていない。取り上げられるのは作業員や管理者の過失についてばかりだ」と指摘したという。

韓国警察は18人規模の専門捜査チームをつくって本格的な捜査を開始し、事故原因の特定に努めていく考えだという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「地震がきたら全て崩れ落ちそう」「これは中国ではなく、韓国の建設の現実だ」「国がどんどん後進国化している」「後進国的な事件・事故が増えている。政治家は国民の命を最優先に考え、より安全な国を作ってほしい」などの声が上がっている。

また「大事故だけど、死者が出なかったのは不幸中の幸い」「竣工後たくさんの車が通っているときに崩れていたら…と考えると恐ろしい」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)

1日、韓国・YTNによると、韓国・京畿道始興市の高架道路建設現場で崩落事故が発生し、8人が重軽傷を負った。