愛猫のにおいを嗅いだ作者が涙した理由について描いた漫画「懐かしい匂い」が、Instagramで1300以上のいいねを集めて話題となっています。

 愛猫のにおいを嗅ぐことが大好きな作者。猫の体臭には個性があり、それぞれ違ったにおいがするものだと思っていました。しかし、ふと愛猫「ちゃん五郎」のにおいを嗅いだところ、1年前に亡くなった「あい太郎」と同じにおいがして…。読者からは、「不思議!」「あい太郎ちゃんが遊びに来ているのかな」「なんと!うれしいですね」などの声が上がっています。

同じ物を食べていても体臭が異なる

 この漫画を描いたのは、ブロガーの真鍋はまさんです。Instagramやブログ「真鍋はまのねこまんが+」などで漫画を発表しています。真鍋はまさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.今回、漫画「懐かしい匂い」を描いたきっかけを教えてください。

真鍋はまさん「去年亡くなったあい太郎と同じにおいがちゃん五郎からして、とても不思議だったからです。わが家には現在4匹の猫がいるのですが、みんな同じものを食べているのに体臭が違います。不思議です」

Q.ちゃん五郎くんから、あい太郎くんと同じにおいがしたとき、どう思われましたか。

真鍋はまさん「もう嗅げないにおいだと思っていたので、とてもうれしかったです」

Q.においを嗅がれているちゃん五郎くんは、どのような反応をしていましたか。

真鍋はまさん「こちらを見ていました。少し冷ややかな目で(笑)」

Q.この作品を旦那さまはご覧になりましたか。

真鍋はまさん「読んだみたいです。猫の思い出に関する漫画は、いつも出来事があってから漫画にするまでタイムラグがあるのですが、今回はすぐに漫画にしたので『相当うれしかったんだな』と思ったそうです」

Q.漫画「懐かしい匂い」について、どのような意見が寄せられていますか。

真鍋はまさん「今回のエピソードに共感いただけるコメントや、猫のにおいの不思議さに関するコメントをたくさん頂きました。また、『あい太郎ちゃんが帰って来ているのかな』というコメントもありました」

オトナンサー編集部

漫画「懐かしい匂い」のカット(真鍋はまさん提供)