大谷は今季33試合目で初めてスタメンから外れた(C)Getty Images

 ドジャース大谷翔平は現地時間5月1日(日本時間2日)の敵地ダイヤモンドバックス戦で、今季33試合目にして初めてスタメンから外れ、ベンチスタートとなった。

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 前日4月30日(同5月1日)の同カードは、試合前にバックネット最上段のところにハチの大群が集まり、試合開始が1時間55分遅れるという事態が発生し、それを対処したハチの駆除業者のマット・ヒルトンさんは当日の始球式を務めるなど、一躍ヒーローになった。

 無事試合が始まり、大谷は初回一死の第1打席にブランドン・ヒューズのスライダーを捉えて、中堅への安打を放って2試合連続安打とした。

 ただ、その後は3打席連続で三振と、今季初めての1試合3三振を喫してしまった。延長10回タイブレイクに突入した第5打席は無死一・二塁の場面でヤクルトでもプレーしたスコット・マクガフと対戦。二ゴロに打ち取られて、好機で結果を出せなかった。

 大谷がスタメンから外れた理由について、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』によると、デーブ・ロバーツ監督は「心配する必要はない」と明言。「この日はオオタニにとっては普通の休日だ」と語ったという。

 記事では「オオタニは金曜日(日本時間5月4日の土曜日)にドジャースタジアムでアトランタ・ブレーブスとの3連戦を開始するまで2日間の休暇を取ることになる」とあるが、この日も代打での出場機会は残されている。

 大谷は現在、打率.336、7本塁打、19打点の成績で、本塁打はあと1本で日本生まれの選手としてはドジャース最多本塁打記録更新となる。また、チェイスフィールドでは過去7試合ノーアーチだけに、25球場目の制覇となるか注目だが、代打待機で本塁打となるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

「心配する必要はない」大谷翔平が今季33試合目で初のスタメン外「オオタニにとっては普通の休日」ド軍指揮官が明言