衣類は消耗品。所持数やローテーションにもよりますが、使う頻度が高いからこそ、できるだけ長く使いたいですよね。

その『寿命』を延ばすには、大切かつ適切に扱うのが大事です。中でも洗濯時は、衣類へのダメージを減らすよう努めたいでしょう。

靴下メーカーが教える『一番オススメの洗い方』

X(Twitter)アカウントで靴下にまつわる便利な情報を発信しているのは、『靴下屋』や『Tabio』などの靴下ブランドを展開する、タビオ株式会社。

ある日、Xで『靴下にまつわる質問』を募集したところ、たくさんのメッセージが寄せられました。

靴下の種類や畳み方についての疑問が集まる中、同社は、多くの人が気になっているであろうこんな質問も取り上げています。

「靴下は裏返して洗うと長持ちする」と聞いたのですが、本当ですか?

靴下の写真

※写真はイメージ

子供の頃、「靴下を裏返しにしたまま洗濯機に入れないで!」と親に怒られた経験はありませんか。しかし、一方で「裏返しの状態で洗ったほうがいい」という説もあるのです。

実際はどちらが正しいのかと、多くの人が疑問に思うはず。寄せられた質問に対し、同社は『靴下のプロ』としてこのような返答をしました。

裏返しが一番です。

理由は、「落ちにくい皮脂が裏側に多くつく」ためと、裏側は基本的に伸縮性を出す「裏糸」と呼ばれる化学繊維を多く使用した面であるため、洗濯のダメージが比較的受けづらいからです。

@Tabio_JP ーより引用

靴下が裏返しのまま洗濯機に入っていると、『だらしない』という印象を受けがち。そのため、世間の親は子供に注意をしているのかもしれません。

しかし、実際は逆で、裏返しのまま洗ったほうが、靴下が長持ちするのだとか!

いわずもがな、靴下の裏側は使用者の肌に密着するため、皮脂が付きやすい場所です。表側も汚れるものの、ほこりなどは比較的落としやすいといえるでしょう。

『靴下のプロ』視点の回答に、ネットからは「裏返しはNGと勘違いしていた…」「これこそ広まるべき情報」といった声が続々と上がりました。

なお、洗濯後は『裏返したまま干し、裏返しで収納し、履く時に表にする』のがオススメとのこと。基本的に、使用する時以外は裏返しがいいようです!


[文・構成/grape編集部]

出典
@Tabio_JP
※写真はイメージ