高級トースターを使おうとした人が、壊れたダイヤル式タイマーにもてあそばれる様子が、X(旧Twitter)で約1万3000件のいいねを集めるほど話題になっています。

【動画】言うことを聞いてくれないダイヤル式タイマー

●なめやがって……!

 話題になっているのは、Xユーザー・みらぼさんが投稿した動画です。電機メーカー「BALMUDA」の高級トースターを使おうとしたところ、タイマーダイヤル(ダイヤル式タイマー)が故障しており、思うように時間設定ができない様子が映されています。

 同商品のタイマーダイヤルはロータリーエンコーダ(※)が採用されており、ダイヤルを回して使用時間を設定します。

 みらぼさんがタイマーダイヤルをどんなに回しても、インジケーターは目的の数字まで届かず、何度やってもうまくいかない様子に苛立っているが伝わってきます。

 ついにはイライラを抑えきれずにダイヤルをガチャガチャと雑に回してしまうのでした。その気持ち、めちゃくちゃ分かります……。

 悪戦苦闘の末になんとかインジケーターのランプが設定したい数字まで届いたようですが、みらぼさんは「タイマー設定が難しすぎる」と愚痴をこぼすのでした。

 この投稿に対して、Xでは「ムズすぎるやろ」「見覚えしか無い挙動」と同様の不具合に遭遇したことがあるという声や、「これハードとソフトのエンジニアが両方青ざめるホラー映像で好き」とエンジニア目線を想像した声、「接点部分が酸化などで甘くなっているだけなので、暫く根気よくクルクル回していると次第に症状が改善しますよ。まぁまたじきに駄目になるんですけどね」といった声が寄せられていました。

 なお、みらぼさんによると、同商品が壊れたのは「もっと前」で、注文したのは2022年3月とのこと。また、「BALMUDAの体験価値は、家電として稼働してない時間、その空間に良い感じの筐体が置いてある価値が80% それを発見して広めたのが偉いと思う」「だから多少壊れていたとしても、全体の価値の毀損は少ない」とデザインのすばらしさを評価しているため、故障のダメージは少ないとしながらも「とはいえロータリーエンコーダー1年で壊れたのはキツいよね…」と語っています。

ダイヤルを回すも……