日本の従業員の2割が「会議が多すぎる」と感じている。そんな結果が、SaaSレビュープラットフォームを運営するキャプテラ東京都港区)が実施した調査で分かった。1週間にある会議の頻度について、「多すぎる」と感じている国の1位は「インド」(24%)で、2位は「オーストラリア」(23%)、3位は「日本」(21%)だった。

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 オンラインミーティング中に集中力を低下させる要因については、日本では「会議中に気が散ることはない」(28%)が最多となり、世界では11%にとどまった。

 「会議が長すぎる」は世界で39%、日本では25%となり、最大の懸念事項であることがうかがえる。次いで、「内容が自分の仕事に関係ない」(世界32%、日本15%)、「一人が長く話す」(世界32%、日本18%)と続いた。

 日本において、対面で行われる会議はどのような種類が多いのか。1位は「上司との会議」(57%)、2位は「キックオフ」(51%)、3位は「チームの結束力向上」(48%)だった。

 人間関係の構築やチームの結束、創造的なプロセスにおいては、対面でのやり取りが欠かせないものと考えられていることが見てとれた。

 調査は、13カ国のリモートワーカーまたはハイブリッドワーカー6490人を対象にインターネットで実施した。調査時期は1月。

「会議が多すぎる」と感じる割合 日本は2割で13カ国中3位、1位は?