杉咲花が記憶障がいを抱える脳外科医を演じる、医療ヒューマンドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(毎週月曜夜10:00-10:54、カンテレフジテレビ系)の第4話が、5月6日(月)に放送される。

【写真】杉咲花“ミヤビ”は、主治医の井浦新“大迫”に検査のことを相談する

■“記憶障がいの脳外科医”の再生の物語

本作は、“記憶障がいの脳外科医”という前代未聞の主人公・ミヤビ(杉咲)が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。原作は、「モーニング」(講談社)で連載中の同名漫画で、元脳外科医である子鹿ゆずるが描く“リアル脳外科医”の世界が、医療従事者のみならず、各方面から絶賛されている話題作。

丘陵セントラル病院の脳外科医・川内ミヤビを杉咲が演じるほか、同じく脳外科医で優秀だが変わり者の三瓶友治を若葉竜也、救急部長で脳外科も兼務している星前宏太を千葉雄大看護師長の津幡玲子を吉瀬美智子、ミヤビ主治医である関東医大病院の脳外科教授の大迫紘一を井浦新が扮する。主題歌はあいみょんの「会いに行くのに」。

■「アンメット ある脳外科医の日記」第4話あらすじ

第4話は――

三瓶が検査した結果、ミヤビの脳には、これほど重度の記憶障がいが残るような大きな損傷は見当たらず、三瓶とミヤビは困惑する。しかし、ミヤビから相談を受けた大迫は三瓶の見立てが間違っていると指摘。さらに、以前から知っている三瓶のことを「危険な医者」だと言い放つ。

検査結果に納得できない三瓶は後日、ミヤビカルテをこの目で確認しようと大迫の元を訪ねる。しかし、秘書の麻衣(生田絵梨花)から大迫は終日不在だと言われ、あきらめて帰ろうとしたその矢先、院内で入院患者らしき7歳の少年に出くわす。この少年の手術が、三瓶と大迫が激しく対立する引き金になっていく。

一方、ミヤビはロボット工学研究者の加瀬誠(前原瑞樹)を担当することに。加瀬は破裂の恐れのある動脈瘤が脳に見つかった患者。脳動脈瘤が破裂するリスクは年間1%程度だが、破裂すれば重度の障がいが残るか、最悪は死に至る。しかし手術をすれば4~10%の確率で後遺症が残る。確率論での過酷な選択を突きつけられ、妻と幼い子を養う加瀬は葛藤。ミヤビはそんな加瀬に根気よく寄り添い、最善の治療を行うためにカテーテル専門医である綾野(岡山天音)にも相談。すると綾野の口からミヤビに思わぬ言葉が出てきて…。

――という物語が描かれる。

■予告で見られたサスペンス要素に「この展開面白すぎ」の声

公式ホームページやドラマ公式X(旧Twitter)などで見ることのできる予告動画では、三瓶が「川内先生の脳は、こんなに重度の記憶障がいが残るような大きな損傷は最初から負ってないんです」と検査結果をもとに分析。検査のことを知った大迫は、「三瓶先生の見立ては間違ってる。軽々しく患者に希望を見せる危険な医者だよ」とミヤビに告げる。

一方、脳腫瘍のある患者の手術では、大迫は「これ以上の摘出は困難です」と言うが、三瓶は「その患者の場合は全摘を目指すべきです」と主張。そして大迫は「医者は患者の安全を守って良識的な治療をする義務がある」「好き勝手するのもいい加減にしろ」と三瓶に告げ、三瓶は「助けられる患者がいるのに助けるなとおっしゃるんですか」とぶつかり合う。

動画の最後には、関東医科大学病院のグループ会長・西島(酒向芳)が「万が一にも記憶が戻ってもらっちゃ困るよ」と言い放つシーンもあり、視聴者からは「どういうこと?」「おじいちゃん一番怪しい」「サスペンス味が出てきた」「この展開面白すぎ」などの声があがっている。

「アンメット ある脳外科医の日記」第4話より/(C)カンテレ