11000系のような見た目に。

今年度中に“目あり”は1編成に?

相模鉄道が2024年度における設備投資計画を公表しています。鉄道部門では、駅の改良やホームドア整備などのほか、車両のリニューアルも実施。今年度は10000系電車3編成が対象だとしています。

リニューアルは「デザインブランドアッププロジェクト」の統一コンセプトに基づき行われます。車両や駅舎、商業施設に至るまでを統一したデザインにし、認知度や好感度を高めるものです。特に車両では、本線・いずみ野線車両も他社線直通車両と同じ「横浜ネイビーブルー」への塗装を進めています。

なお、これに伴い増えているのが「のっぺらぼう」電車です。前面形状が改造前から大きく変わり、ライトが上部へ移動するなど11000系電車そっくりの見た目になっています。4月時点で10000系は計8編成が在籍していますが、うち4本がすでに「のっぺらぼう」です。

リニューアル前の相鉄10000系電車(画像:相模鉄道)。