主要格安SIMの料金表とともに、格安SIM、SIMフリースマホなどの1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週の話題は、楽天モバイルが12歳以下は月528円から使える「最強こどもプログラム」、povo2.0は365日有効な1GBなどの期間限定トッピングを開始。
月3GB以下なら月528円と3大キャリアのキッズケータイより安い
「最強こどもプログラム」を楽天モバイルが開始
楽天モバイルが、23歳以下を対象にした「最強青春プログラム」に続いて、12歳以下向けの「最強こどもプログラム」を開始している。
この「最強こどもプログラム」は、12歳以下のユーザーが「Rakuten最強プラン」に契約し、通信量が月3GB以下だった場合、440ポイントの楽天ポイントを毎月還元し、実質月528円で利用できるというもの。3GB以上の利用時は110ポイント還元で、3~20GBで月1958円、20GB以上で月3058円となる(13歳になると自動で「最強青春プログラム」に移行)。
主要3大キャリアのキッズケータイよりも安価という点をアピールしているが、18歳未満のユーザーが契約する際は法令で求められるフィルタリングサービスとして、有料オプションの契約が必須(「あんしんコントロール by i-フィルター」、月330円)。3大キャリアはサブブランド/オンライン専用ブランド含めて、青少年向けのフィルタリングは無料で提供しているため、その点では差がある状況だ(なお、保護者の判断でフィルタリングを解約しても「最強こどもプログラム」は適用される)。
povo2.0が、超ライト/ライト/ミドルと
3パターンのユーザー向けの期間限定トッピングを5月一杯提供
povo2.0からまたまた期間限定トッピングが登場。今回は超ライトユーザー、ライトユーザー、ミドルユーザーの3パターン向けのトッピングだ。
超ライトユーザー向けには「データ追加1GB(365日間)」(1200円)。月100円で1年間回線を維持でき、緊急用やサブ用の回線にピッタリな内容だ。出張/旅行時などに「データ使い放題(24時間)」(330円)を使いたい人にもオススメ。
ライトユーザー向けは「データ追加30GB(180日間)」(5580円)。月5GBを930円とMVNOの格安SIMにも対抗できる料金。ミドルユーザー向けの「データ追加132GB(365日間)」(2万760円)は、月11GBを1730円とこちらもお手頃な料金になっている。
人気の音声通話付きSIMの料金表(税込)
※1:au網を用いたMVNOのサービスは基本的にいずれも直近3日の通信量が6GBを超えた場合の通信速度の制限がある
※2:加入から7ヵ月無料のキャンペーンで通信量が増量される(以降、月550円)
※3:加入から6ヵ月間無料のキャンペーンで通信量が増量される(以降、月550円)
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