大谷翔平、2試合連続9号!ナ・リーグ本塁打トップタイ 2年連続&両リーグHRキングへ早くもエンジン全開

MLBドジャースブレーブス5月5日・日本時間6日/ロサンゼルス

 ドジャース大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、1回の第1打席に2試合連続となる今季9号2ランを放った。9本塁打ナ・リーグ2位。昨シーズン、44本を放ちア・リーグ本塁打王に輝いたが、2年連続かつ両リーグでの本塁打王獲得に向けて、まだ5月ながらエンジン全開だ。

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 四球で歩いた1番ベッツを一塁に置いた無死一塁、大谷はカウント1-2から先発の好投手・フリードが投じた内角高め、74.6マイル(約120キロ)のカーブをじっくり引き付けるとセンターバックスクリーンへ打球速度104.3マイル(約167.9キロ)、飛距離412フィート(約125.6メートル)の豪快なアーチをかけた。一塁ベースを回るあたりでは大きな声を出しながらガッツポーズも見せた。9号を放った時点ではナ・リーグ本塁打王ランキングでトップタイだったが、その後にブレーブスオスナに10号ソロが飛び出して、現在はランキング2位になっている。

 大谷の前日までの今季成績は139打数48安打22打点8本塁打、打率.345。3・4月は過去最高の成績を収めて5月のスタートを切ると、1日(日本時間2日)に今季初めてオフを取った効果もあってか、少し疲労の色を見えていたところから体のキレを取り戻し、前日は自身6試合ぶりとなる8号ソロを含む3安打の大暴れ。球団の日本出身選手の最多本塁打記録を更新していた。

 まだシーズンの4分の1も消化していないが、早くも期待がかかるのは2年連続での本塁打王。昨年のア・リーグに続き、今季ナ・リーグで獲得すれば、史上4人目となる両リーグでの本塁打王という偉業達成になる。例年6月に大爆発することで知られているが、右肘手術の影響もあり打者に専念した効果か、今シーズンは春からエンジン全開。またしてもメジャーリーグの歴史に、新たな記録で名を刻む可能性も十分だ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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