【モデルプレス=2024/05/06】俳優の渡辺謙が5日、都内で行われたテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル「生きとし生けるもの」(5月6日よる8時~)記者会見に出席。3度オファーを断っていた作品を明かした。

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妻夫木聡渡辺謙W主演「生きとし生けるもの」

本作は、人生に悩む内科医・佐倉陸(妻夫木)が、陸と旅をする余命宣告を受けている男・成瀬翔(渡辺)が、人は何のために生き、何を残すのかという永遠の問いの答えを求めながら各地を巡るヒューマンドラマとなっている。

渡辺謙、3度オファーを断っていた作品

脚本家の北川悦吏子氏とは今作が初タッグである渡辺だが、オファーは断っていたという。渡辺は断る際に「かなり長文で丁寧に書いたつもりだったんですよ。そしたら北川さんから3倍くらいのメールが返ってきまして」と長文のやり取りを何度も行ったと回顧。「リングのコーナーに追い詰められるようなメールが返ってきまして、3回目で僕はノックダウン」と北川氏の猛アプローチを受け、本作への出演を決めたと明かした。

ストーリーを制作した当初から渡辺を想定して書いていたという北川氏は、急性骨髄性白血病という大病を患った経験もある渡辺だからこそ「本当に死を恐れたことのある人が演じたほうが良いものになるという自分の中の悪魔のような気持ちが」と語った。

なお記者会見には渡辺、北川氏のほか、妻夫木聡原田知世杉野遥亮大政絢も出席した。(modelpress編集部)

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「生きとし生けるもの」記者会見に出席した渡辺謙(C)モデルプレス