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 アメリカのロサンゼルスで暮らすカイラ・ロドウィグさんは、廃品置き場で保護された野良猫の子供たちを、一時的に預かるため家に連れ帰った。

 カイラさんの愛猫バンディ(2歳・オス)は、「子猫たちの面倒は自分が見る!」と決めたらしい。6匹の小さな子猫たち相手に、現在絶賛奮闘中。

「オスの猫が母親代わりになって子育てし始めた!」と、ネットでも話題になっていたので紹介しよう。

【画像】 子猫が6匹やって来た!

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 カイラさんは獣医助手をしており、廃品置き場で先月行われた野良猫の保護作戦に参加した。

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 廃品置き場の所有者は、保護作戦自体に反対はしなかったものの、カイラさんたちが敷地に入ることを拒否したため、外から猫たちを誘い出さなければならなかった。

 この作戦で、カイラさんたちは6匹の子猫の保護に成功したが、母猫ともう1匹の子猫は逃げてしまったそうだ。

 カイラさんは6匹の子猫たちを一時的に預かるため、自宅に連れて帰った。彼女の家には先住猫や犬たちがいたため、安全のために子猫たちは隔離しておくつもりだった。

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興味津々な先住猫、父親役を買って出る

 だがカイラさんの愛猫・バンディは、好奇心が旺盛でおせっかいな猫だった。「家の中で何かが起こっている」と気づいた彼は、どうにかして子猫たちがいる部屋に入ろうと、大声で鳴き続けた。

 やがてバンディは子猫たちの姿を目にすることになり、数日後には彼らの「父親」になると決めたようだ。

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バンディは最初のうちは、子猫たちに対して威嚇する声を上げていました。しかし彼は子猫たちから目を放さず、彼らを見つめ続けました。そして3日後、彼の態度は一変したんです。

 バンディはまるで母猫がするように、子猫たちを咥えて移動させるようになった。そして彼らをリビングルームに連れて来ては、カーペットやソファの上に下ろして毛づくろいをするようになったのだ。

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バンディは以前、他の一時預かりの子猫にも同じことをしようとしていました。それでこれは、彼が子猫たちとの付き合いを楽しみ始めた兆しだと思いました。

 2年前、子猫のナゲットちゃんと戯れるバンディ。この時はまだ、小さい子の扱いに戸惑っていたみたいだ。

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 子猫たちはおそらく、生後5~6週間ほどだと思われる。カイラさんは5月になったら、子猫たちの引き取り手を探す予定だそうだ。

 カイラさんの家には大きなわんこもいて、バンディの奮闘ぶりを、心配そうに見守っているみたい。

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 なお、カイラさん宅にはもう1匹、トフィという名の猫がいるのだが、彼女は子猫たちにほとんど興味を示していないとのこと。バンディは「ボクが全部面倒を見なくちゃ!」と張り切りまくっているようだ。

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バンディにとっても成長のきっかけに…なったかな

 バンディはもうすぐ2歳半になる、リンクスポイントのシャム猫だ。ちょっぴり寄り目がチャームポイント。ヤンチャで甘えん坊なトラブルメーカーではあるけれど、カイラさんにとっては大切な家族の一員だ。

 子猫たちとはもうすぐお別れかもしれないけれど、今回の出会いは彼にとって、この家の大黒柱としての自覚が大きく育つきっかけになったようだ(そう思っているのはバンディだけかもしれないけれど)。

 1歳のお誕生日のバンディはこちら。ちょこちょこいっしょに写っているのが、カイラさんのもう1匹の愛猫トフィさんだ。

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written by ruichan/ edited by parumo

 
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この子たちの面倒はボクが見る!先住猫が6匹の子猫の父親代わりとなり子育てを開始