アメリカの有名雑誌『ザ・ニューヨーカー(The New Yorker)』の表紙に描かれた、ロサンゼルス・ドジャース大谷翔平選手のイラストに対して、日本国内外から違和感の声が上がっています。

【画像】大谷翔平が描かれた米有名誌の表紙

●大谷選手の後ろのポケットに札束

 大谷選手のイラストが描かれたのは、同誌の5月13日号。背番号「17」のユニフォームを着た大谷選手が野球バットを振る様子が描かれていますが、後ろのポケットからは札束がはみ出しています。

 同誌によると、画家でイラストレーターのマーク・ウルリクセンさんは、同イラストを「SHOTIMEショータイム)」と名付けているとのこと。ウルリクセンさんは「彼はどのリーグでも最高の投手であり、打者であり、最速の走塁者だ」と称賛しています。

 また、同誌は「大谷が金銭スキャンダル(通訳がギャンブルの借金返済のため、大谷から数百万ドルを盗んだと報じられている)に巻き込まれたことは、良くも悪くも彼の注目度を高めた」と評しました。

●「蔑視を感じる」「なぜポケットにお金が?」の声

 一方で、日本国内外のX(Twitter)上では、表紙に大谷選手を起用した同誌に「すごい」「明日、買いに行かなくちゃ! 」といった声のみならず、その風刺的なイラストに「やな感じ」「蔑視を感じる」「流石にこれはイラッとするな」「酷いイラストで品位の欠片もない」「マークは何が言いたいんだ」「なぜポケットにお金が?」などの声が上がっています。

5月8日13時45分追記】初出時、大谷翔平選手が描かれたイラストの名前について「ショットタイム」と記載していましたが、正しくは「SHOTIMEショータイム)」でした。お詫びして訂正いたします

『ザ・ニューヨーカー(The New Yorker)』の表紙に